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日本代表 4年前

日本代表どこよりも早い採点、森保一監督まとめ(5)。コパ・アメリカで痛感した世界との差、一方で6.5の高評価も

シリーズ:どこよりも早い採点 text by 編集部 photo by Getty Images

キリンチャレンジカップ2019 パラグアイ戦

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キリンチャレンジカップ2019・パラグアイ戦の日本代表スターティングメンバー

【日本代表 2-0 パラグアイ代表 キリンチャレンジカップ2019】

 コパ・アメリカ2019後、森保ジャパンにとって初の試合となったのが昨年9月5日に行われたパラグアイ代表戦であった。

 森保一監督はこの試合で4-2-3-1のフォーメーションを採用。FW大迫勇也、MF堂安律、MF南野拓実、MF中島翔哉を起用するなど、お馴染みのメンバーで試合に挑んだ。

 守備を固めてくる相手に対し、日本代表は立ち上がりから積極的に攻めた。サイドを起点に、味方が近い距離感で入れ替わりながら縦に攻め込む。点を奪おうとする意識の高さが、立ち上がりから随所に表れた。

 均衡が破れたのは23分。左サイドを駆け上がったDF長友佑都がフリーで低いクロスを送ると、これを大迫が左足で合わせゴール。日本代表が先制に成功した。

 さらにその7分後、今度は右サイドのDF酒井宏樹からの折り返しを南野がフリーで押し込み、リードを2点に広げた。前半はこのまま2-0で終了している。

 森保監督は後半頭からMF原口元気、MF久保建英らを投入。さらに追加点を奪いにかかった。

 久保は指揮官の期待通り大きく躍動。積極的に仕掛け、果敢にシュートも放つ。途中出場ながら攻撃陣をけん引した。

 日本代表は後半に点を奪うことはできなかったが、守備陣も粘りを見せ2-0で完封勝利を収めた。試合終盤にはミスからピンチを招くこともあったが、攻守両面においてポジティブな内容であった。この試合の森保監督の採点は以下の通り。

森保一監督 6.5 堅守を誇るパラグアイを粉砕。攻守ともに良いパフォーマンスであり、選手交代も積極的に行った

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