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止められるわけがない!ロッベンが得意の形から豪快に突き刺した劇的ゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

アリエン・ロッベン
バイエルン・ミュンヘンのアリエン・ロッベン【写真:Getty Images】

 昨季限りで現役を引退した元オランダ代表のアリエン・ロッベン氏は、1月23日に36歳の誕生日を迎えた。その勇姿は今でも多くのサッカーファンの記憶に強く刻み込まれていることだろう。

 特に印象的なプレーのひとつだったのが、ロッベンの代名詞とも言える右サイドからカットインしての左足シュート。この形から数え切れないほどのゴールを挙げ、対戦する相手チームを震え上がらせてきた。

 2009/10シーズンのチャンピオンズリーグ、フィオレンティーナ戦で決めた1点は、その中でもベストゴール候補に挙げられる。敵陣右サイドから中央に切れ込んだロッベンは、ゴールまでまだ距離がある位置で相手守備陣に囲まれながらも、信じがたい威力と正確さで完璧なシュートをゴール左隅に突き刺した。

 ゴールの技術面だけでなく、状況としても劇的。決勝トーナメント1回戦2ndレグのこの試合で、バイエルンが2試合合計スコアを3-4とリードされた直後に生まれた起死回生の一撃だった。このアウェイゴールが勝負を分ける形となってバイエルンは準々決勝進出を果たし、その後決勝まで勝ち進んだ。

 チャンピオンズリーグの公式ツイッターアカウントでは、ロッベンの誕生日を記念してこのゴールを含むいくつかのゴール動画を投稿。レジェンドの偉業を称えている。

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