“日本でプレーした初の黒人選手”ブラジルのカルロス・エステベス氏が72歳で死去

2020年02月05日(Wed)20時29分配信

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ブラジル
【写真:Getty Images】

 日本サッカーリーグ(JSL)でプレーした初めての黒人選手であったブラジルのカルロス・エステベス氏が、今年1月26日に72歳で死去していたことが明らかになった。ブラジル『テルセイロ・テンポ』が4日付で伝えている。

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 ブラジルでは「カレ」の通称で呼ばれるエステベス氏は、故郷のサンパウロで死去したことが娘のカリーナさんによってメディアに伝えられたとのこと。死因など詳細は明らかにされていない。

 エステベス氏はヤンマー・ブラジル工場に勤務したあと1969年に来日し、セレッソ大阪の前身であるヤンマーディーゼルサッカー部で1972年までプレー。左サイドバックとして活躍し、釜本邦茂氏やネルソン吉村氏らとともに天皇杯優勝やJSL優勝などのタイトルを獲得した。

『テルセイロ・テンポ』は2015年にエステベス氏にロングインタビューを行っていた。その中で同氏は、黒人選手の珍しかった当時の日本で注目はされたが人種差別的な対応を受けることは全く無かったとも振り返っている。

 現役引退後も日本に住みサッカークリニックでの指導を行っていたというエステベス氏は、1995年に神戸で阪神大震災に遭った体験なども語っている。その後ブラジルに帰国し、インタビュー時点では運送会社で仕事をしていたという。

【了】

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