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ライプツィヒ、日本人の観客をスタジアムから強制退去させ謝罪。独メディアも大きく報道

text by 編集部 photo by Getty Images

RBライプツィヒ
【写真:Getty Images】

 ブンデスリーガの試合で日本人の観客がスタジアムから退去させられる出来事が起こった。

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 2日付けの独誌『ビルト』は、現地時間1日に行われたブンデスリーガ第24節のRBライプツィヒ対レバークーゼンの試合で日本人が突然スタジアムから追い出されたと報じた。

 同誌では日本人のグループを見つけたライプツィヒのセキュリティーが新型コロナウイルスに感染している恐れがあるという理由で、日本人グループに対し施設からの退去を命じたと伝えている。翌日にグループの数人がこの件に関しSNSで発表したことで明らかになった。

 これを受けライプツィヒは今回の出来事を認め、「レバークーゼン戦で起こった日本人の観客の皆様に関する件」としてクラブ公式ホームページで謝罪文を掲載した。

「RBライプツィヒは起きてしまった過ちを謝罪し、今回の件に関して該当者にコンタクトを取り次回のホームゲームへの招待や保証をしていきたい。新型コロナウイルスに対しては関係各所と協力しながら今後も徹底的に立ち向かい、全ての観客の皆様にベストな解決策を見つける努力をしていきます」

 なおこの件に関しドイツ各メディアは大きく取り上げた。

『ヴェルト』では「セキュリティーが日本人をライプツィヒのスタジアムから追放した」と報じ『フランクフルト・ルンドシャウ』も「コロナウイルスの不安を理由に日本人がスタジアムから投げ出された」とし『ミッテルドイチャー・ルンドフンク』も「コロナウイルスの不安…日本人がライプツィヒのスタジアムを立ち去らなければならなくなった」との見出しで今回の件を伝えた。

【了】

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