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日本代表 4年前

香川真司、日本代表歴代ポジション。岡田武史、ザック、ハリル…歴代指揮官は背番号10をどう起用したのか?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ザッケローニ

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アジアカップ2011の基本フォーメーション

 南アフリカワールドカップが行われた2010年夏に、セレッソ大阪からボルシア・ドルトムントに移籍。開幕からドイツで結果を残した香川は、アルベルト・ザッケローニが監督に就任した日本代表でも主力に定着した。

 本田圭佑、岡崎慎司との2列目トリオはザックジャパンで不動の存在となった。しかし、本職と異なる左サイドで起用された香川は、存在感を消す試合も多かった。

 11年1月のアジアカップでは、中村俊輔がつけていた10番を与えられた。開催国カタールとの準々決勝では2得点を挙げて同点に追いつくと、伊野波雅彦の決勝ゴールをアシストする大活躍を見せた。しかし、準決勝の韓国戦で右足を負傷して途中交代。右足第5中足骨骨折で全治3か月と診断された香川は、オーストラリアとの決勝戦を前にチームから離脱した。

 怪我が癒えた香川は8月に代表に戻ってきた。ブラジルワールドカップアジア予選でも主力として活躍して、出場権獲得に貢献。ザック政権下では43試合16ゴールと結果を残したが、ワールドカップ本大会では何もできず、チームは惨敗を喫した。

●アジアカップ2011の基本フォーメーション

▽GK
川島永嗣

▽DF
内田篤人
吉田麻也
今野泰幸
長友佑都

▽MF
長谷部誠
遠藤保仁
岡崎慎司
本田圭佑
香川真司

▽FW
前田遼一

【次ページ】アギーレ

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