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本田圭佑、所属クラブ歴代ポジション。名古屋、フェンロ、ミラン…5つの大陸で残したインパクト

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

CSCAモスクワ(10年冬~14年冬)

0407CSKA2010
10年の基本フォーメーション

【シーズン成績】
10年:28試合4得点
11/12:25試合8得点
12/13:23試合7得点
13/14:18試合1得点

 本田はCSKAモスクワとの4年契約を締結。移籍金は900万ユーロ(12億円)とも報じられ、背番号は7に決まった。

 デビュー戦は2月24日、UEFAチャンピオンズリーグラウンド16・1stレグのセビージャ戦だった。リーグ開幕戦では初得点をマークし、セビージャとの2ndレグでは1得点1アシストでチームをベスト8進出に導いた。

 1年目の2010年は、リーグ戦28試合に出場して4得点4アシストという成績を残した。加入当初は主にトップ下で起用されたが、アラン・ジャゴエフが台頭や、4-4-2の採用もあり、ボランチでの出場が増加。レオニド・スルツキ監督の起用法に納得できず、ベンチを外されることもあった。

 国内リーグは11/12シーズンから春秋制から秋春制へ変更。加入2年目の本田は2列目での起用が増えた。3月の開幕から夏場までに7得点を挙げたが、8月に右膝半月板を損傷。11月に一度は復帰したが、再び離脱することとなった。

 12年2月のCLラウンド16・1stレグのレアル・マドリード戦で復帰したが、別の箇所を痛めて1ヶ月に渡って戦線から離れることとなった。ケガに苦しんだシーズンはリーグ戦44試合のうち25試合の出場に留まっている。

 トップ下での出場が増えた12/13シーズンは、年内の19試合で7ゴールを挙げる活躍を見せた。しかしウィンターブレイク中に離脱すると、チームへの合流は3月のリーグ戦再開に間に合わず。4月21日に復帰してリーグ戦4試合に出場したが、6季ぶりのリーグ優勝を決めた29節のクバン戦ではベンチ外に。終盤戦はチームの中心からは外れてしまった。

 契約を半年残して開幕を迎えた13/14シーズン、CLでは1勝5敗でグループステージ敗退となったが、バイエルン・ミュンヘンからゴールを奪うなど、2得点2アシストをマーク。一方、リーグ戦では1試合を除く全試合に出場したが、ゴールはわずか1つ。契約満了を迎えた本田は、イタリアの名門・ACミランへ移籍することとなった。

●10年の基本フォーメーション

▽GK
イゴール・アキンフェーフ

▽DF
アレクセイ・ベレズツキ
セルゲイ・イグナシェビッチ
ヴァシリ・ベレズツキ
ギオルギ・シェニコフ

▽MF
デイヴィダス・シェンベラス
本田圭佑
ゾラン・トシッチ
アラン・ジャゴエフ
マルク・ゴンザレス

▽FW
トマシュ・ネツィド

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