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Jリーグ、金融機関との融資枠設定合意を発表。現時点での融資要請は否定

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

 Jリーグは、28日の理事会書面決議において金融機関との間での「コミットメントライン」の設定が承認されたことを発表した。

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 企業と金融機関の間でコミットメントラインを設定することで、企業側はあらかじめ設定された期間・融資枠の範囲内での資金の借り入れが随時可能となる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で公式戦が開催されない状況の中、経営面で苦境に陥るクラブが出てきた場合などに迅速・柔軟な対応が可能となることが見込まれる。

 一部ではJリーグが金融機関に融資を要請したとの報道もあったが、Jリーグは「融資の実行を要請しているものではなく、本件はリスク対応のための融資枠の設定にとどまります」と説明している。契約先の金融機関名や融資枠の設定金額、期間などについても非公開としている。

「必要な時に十分な資金を調達できるよう、金融機関と交渉してまいりました。本日の理事会書面決議で、リーグの年間予算とほぼ同額のコミットメントラインの設定を承認いただきました」と村井満チェアマンはコメント。具体的な金額は伏せながらもおおよその融資枠を示唆している。

【了】

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