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世界最高のストライカーは誰だ! CF能力値ランキング1位~5位。トップに躍り出たのは…(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:ウルグアイが生んだゴールハンター

ルイス・スアレス
ルイス・スアレスの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:ルイス・スアレス(ウルグアイ代表/バルセロナ)
生年月日:1987年1月24日(33歳)
市場価格:3500万ユーロ(約42億円)
今季リーグ戦成績:17試合出場/11得点7アシスト ※4月30日時点


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 2014年夏にバルセロナにやって来たウルグアイ代表FWは、今季で同クラブ在籍6年目を迎えている。それまでの間、9番を背負う男は毎年のようにゴールを量産し、スペインの名門にタイトルをもたらし続けてきた。特に2015/16シーズンは圧巻で、リーグ戦35試合の出場で実に40得点18アシストという桁違いの成績を収めている。近年でバルサスタイルに最もフィットしたストライカーと言え、この男の代わりとなる選手がなかなかいないのが現状だ。

 毎シーズン、リーグ戦で20得点以上を叩き出しているルイス・スアレスは決定力が極めて高い選手だ。どんなに難しいボールでも抜群の「テクニック」で収め、すぐにシュート体勢に持ち込んでゴールネットを揺らすことを可能としている。アクロバティックなゴールも少なくはなく、どこからでもシュートを放ってくる恐ろしい選手と言えるだろう。「攻撃力」は「92」と高評価になった。

 また、オフ・ザ・ボール時の動きも冴えるなどスペース認知力等も高く「IQ」は「85」。大柄な選手にも当たり負けしない「フィジカル」も「84」と高数値を記録している。「スピード」は数値がやや落ちるが、そこまでウィークポイントにもなっていない。CFとして必要な能力をほとんど兼ね備えている選手と言えるだろう。

 しかし、同選手は今年で33歳。怪我による離脱もやや増えてきた印象であり、肉体面に不安が残る。年齢とともに緩やかな下降線を描きつつあり、CFランキングでは5位に落ち着いた。

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