浦和レッズ、レオナルドに直撃「PA内で史上最高だと思うのは…」。新・怪物ストライカーの原点とは?【インタビュー 前編】

フットボールに“型”は必要かを考えるために、J3・J2で得点を量産し今期から浦和レッズへ移籍した怪物ストライカー、レオナルド選手にゴールの奪い“型”についてインタビューを敢行。本日6/8発売『フットボール批評issue28』から一部抜粋して前後編で公開する。今回は前編。(文:河治良幸)

2020年06月08日(Mon)10時00分配信

text by 河治良幸 photo Editorial Staff
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怪物ストライカーの原点

レオナルド
【写真:編集部】

 2018年に来日したブラジル人ストライカーはJ3、J2で連続得点王に輝き、J1の浦和に加入した。ルヴァン杯の開幕戦で移籍初ゴールを含む2得点をあげると、J1開幕戦でもゴールをあげて、早くもカテゴリーをまたいでの3年連続得点王に期待が高まっている。サポーターを歓喜させ、サッカーファンを驚かせるゴールはいかにして生まれるのか。新型コロナウイルスの影響で中断期間が続く状況だが、気鋭のストライカーが描くゴールのビジョンをオンラインのインタビューで語ってもらった。

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――レオナルド選手がサッカーを始めた頃にストライカーとしての意識、FWとしてプロになりたい意識はどれぐらいあったのでしょうか?

「子供の頃からフットサルをやっていたんですけど、いつもピヴォ、前線でプレーしていて、そこでたくさんのゴールを決めることができていましたので、フィールドに移ったときも最初からFWとしてプレーしていました」

――その頃にアイドルはいたのでしょうか?

「自分のアイドル、憧れるような選手はいなかったですけど、ロマーリオのプレーはいつも観たいと思っていました。もちろんロナウドやエジムンドも好きでしたけど、いつも試合を観たいと思う選手はロマーリオでした」

――ロマーリオのどういうところがストライカーとして優れていたと思いますか?

「ペナルティエリア内では彼が史上最高だと思います。なぜそう思うかと言えば彼にはゴールを決めるときの落ち着きがあるからです。彼はそれほどパワフルでもなく高さもなかったですけど、マークを外す動きが非常にうまくて、自分は小柄な選手ではないですが、ヘディングで競るタイプではないので、マークを外すポジショニングを重視しています」

――レオナルド選手はコリンチャンスのアカデミーでスキルを磨き、そのあとにサントスのユースからBチームに昇格していますけど、そこでは16試合で3得点という記録が残っています。ゴールが多くはないですが、その時の役割とか難しいことがストライカーとしてあったのでしょうか?

「コリンチャンスからサントスのU-20に移った時は31試合で29ゴールを取って、その時Aチームに入る枠がなかったので、Bチームでプレーしました。16試合ということですがスタメンは確か2試合ぐらいだったと思います。他の試合は5分とか10分という時間でしたのでチャンスの数が少なかったですね。スタメンで出た試合は全てゴールを決めたと思います」

――その頃、ロマーリオより近い年齢で参考にしている現役選手はいましたか?

「レバンドフスキ選手、ベンゼマ選手などは近年の選手で気に入っている選手たちです」

(文:河治良幸)

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『フットボール批評issue28』


定価:本体1500円+税

<書籍概要>
 とある劇作家はテレビのインタビューで「演劇は観客がいて初めて成り立つ芸術。スポーツイベントのように無観客で成り立つわけではない」と言った。この発言が演劇とスポーツの分断を生み、SNS上でも演劇VSスポーツの醜い争いが始まった。が、この発言の意図を冷静に分析すれば、「スポーツはフレキシビリティが高い」と敬っているようにも聞こえる。

 例えばヴィッセル神戸はいち早くホームゲームでのチャントなど一切の応援を禁止し、Jリーグ開幕戦のノエビアスタジアム神戸では手拍子だけが鳴り響いた。歌声、鳴り物がなくても興行として成立していたことは言うまでもない。もちろん、これが無観客となれば手拍子すら起こらず、終始“サイレントフットボール”が展開されることになるのだが……。

 しかし、それでもスタジアムが我々の劇場であることには何ら変わりはない。河川敷の土のグラウンドで繰り広げられる名もなき試合も“誰かの劇場”として成立するのがスポーツ、フットボールの普遍性である。我々は無観客劇場に足を踏み入れる覚悟はできている。

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▽レオナルド( LEONARDO Nascimento Lopes de Souza )
1997年5月28日生まれ 、ブラジル・サンパウロ州出身 。2018年サントスからガイナーレ鳥取へ移籍。移籍初年度でハットトリックを達成するなど、24得点を記録しJ3得点王のタイトルを獲得。2019年シーズンよりアルビレックス新潟に移籍。J2でも類まれな得点感覚で28得点を記録し2シーズン連続の得点王を獲得。J3 、J2での活躍が認められ2020年J1浦和レッズへ移籍。

【了】

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