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【写真:Getty Images】

ステフェン・ベルフバイン(トッテナム/今季成績:5試合2得点)
ルーク・デヨング(セビージャ/今季成績:24試合5得点)
ライアン・バベル(アヤックス/今季成績:5試合0得点)

 2017年に約6年ぶりの代表復帰を果たしたライアン・バベルは、その後就任したクーマン監督の下で左ウイングとして起用されている。今冬には期限付きで古巣アヤックスに移籍。6年半ぶりのエールディビジでゴールを決めることはできなかったが、オランダ代表最年長のバベルはEUROの舞台で必要となるだろう。

 33歳のバベルとは対照的に、右ウイングには将来有望なドリブラーが控えている。17歳のときにPSVでデビューしたベルフバインは昨シーズン、エールディビジで8ゴール7アシストをマーク。今季も5ゴール10アシストを挙げて、冬にトッテナム移籍を果たした。デビュー戦となったマンチェスター・シティでいきなりゴールを決め、前線に故障者が続出するチームで才能の片鱗を見せている。

 オランダ代表でセンターフォワードとしてプレーするメンフィス・デパイは、EURO予選の6試合で6ゴール8アシストを記録して本戦出場に貢献している。しかし、昨年12月に左膝前十字靭帯を断裂して長期離脱を余儀なくされた。復帰までは6カ月以上かかる見込みで、今夏のEUROを予想する上では代役を考えなければならない。

 PSVでセンターフォワードを務めている21歳のドニエル・マレンはデパイの代役になり得る存在だが、こちらも同時期に同じ左足を痛めて今季絶望となっている。EURO予選では途中出場が多かったルーク・デヨングが起用されることになるだろう。

 昨シーズンのルーク・デヨングはPSVでリーグ戦28得点を記録し、昨夏にセビージャに移籍している。しかし、初めてプレーするスペインでは適応に苦しみ、前半戦はわずか2ゴールに留まっている。それでも、後半戦はレアル・マドリードとアトレティコ・マドリードからも得点を奪っているだけに、大舞台での活躍に期待したいところだ。

 ワールドカップ予選敗退からおよそ2年、クーマン監督は若手の抜擢だけでなく、デローンのように代表に縁がなかった選手や、代表から長く外れていたバベルを復活させることで、オランダ代表を再生している。今夏は見ることができなくなってしまったが、来年のEUROでオランダ代表が優勝候補に名を連ねる可能性は高い。

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