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オランダ代表メンバーを妄想! もしEUROが開催されていたら…復活を目指すはずだった欧州屈指のタレントたち

今年行われる予定だったEURO2020は、非常に残念ながら、新型コロナウイルスの影響で延期となってしまった。EURO2016とロシアワールドカップ出場権を逃したオランダ代表にとっては、久々のビッグトーナメントに賭ける並々ならぬ思いがあったはず。そこで今回は、もしEURO2020が行われていたら、オランダ代表メンバーはどんな面々となっていたのかを予想する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

GK

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【写真:Getty Images】

ヤスパー・シレッセン(バレンシア/今季成績:16試合19失点)

 ワールドカップでは2010年の南アフリカ大会で準優勝、続くブラジル大会でも3位に入ったオランダ代表。しかし、EURO2012ではグループステージ敗退、EURO2016とロシアワールドカップでは予選敗退するなど、暗い時代を過ごしていた。

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 18年2月に監督に就任したロナルド・クーマンは「大きな変化が必要」と話し、世代交代に着手した。当時リバプールに移籍したばかりのフィルジル・ファン・ダイクをキャプテンに据え、フレンキー・デヨングやマタイス・デリフトとった若いタレントを抜擢している。

 ネーションズリーグでは決勝ラウンドに進み、準決勝でイングランドを延長戦で下した。ポルトガルに敗れたものの、準優勝に輝いている。ドイツと同組になったEURO予選では苦戦する試合もあったが、1試合を残して本戦出場を決めた。

 予定通り開催されれば、ヤスパー・シレッセンがゴールマウスを守っていたはず。ネーションズリーグとEURO予選のすべての試合に先発で起用され、指揮官からの信頼は揺るぎない。AZのマルコ・ビゾトやユトレヒトのイェルーン・ズートが抜擢される可能性は考えにくい。

 バルセロナではドイツ代表GKのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの控えだったが、今季からプレーするバレンシアでは正GKとして起用されていた。昨年12月にふくらはぎを負傷してハウメ・ドメネクに出場機会を譲る時期もあったが、中断前2試合では先発で起用されている。

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