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世界最高のゴールキーパーは誰だ! GK能力値ランキング6位~10位。マンU最後の砦に“タランチュラ”も(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。※成績は4月1日時点

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:バルサ下部組織出身の24歳

アンドレ・オナナ
アンドレ・オナナの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

GK:アンドレ・オナナ(カメルーン代表/アヤックス)
生年月日:1996年4月2日(24歳)
市場価格:3600万ユーロ(約43.2億円)
今季リーグ戦成績:24試合出場/21失点(無失点8試合)


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 カメルーンのレジェンドであるサミュエル・エトーが設立したアカデミーで育ち、13歳でバルセロナのカンテラに入団した守護神。スペインでは目立った活躍を見せることができなかったものの、2015年に渡ったオランダの地ではその才能を見事発揮し、現在ではアヤックスにおいて不動の存在に。「バルセロナが買い戻しに動いている」などの報道も出ているなど、評価をぐんぐん伸ばしている。

 そんなアンドレ・オナナ最大の武器と言えば、やはり「キック」精度の高さだろう。ショートパスの安定感はもちろん、相手を一気に押し込むロングフィードでも違いを作るなど、左右両足から質の良いボールを何度も繰り出すことができる。攻撃の出発点として、ビルドアップの面における貢献度の高さは間違いなく絶大。さすがはバルセロナのカンテラ出身選手と言え、数値も「88」と申し分ない評価となった。

 また、守備範囲が抜群に広い選手でもあり、積極果敢な飛び出しで相手攻撃陣を無力化することも。「反射神経」にも優れており、鋭いボールを確実に弾き出すことも可能としている。一方で「ハイボール」の処理にはやや改善点が。クロスに対し飛び出しのタイミングを誤ってボールに触れられないといったシーンも見受けられるのが事実で、そこから失点を招いてしまうことも。身長は187cmと十分なため、あとは判断力を磨きたい。

 と、まだまだ危なっかしいプレーもあるオナナだが、モダン型GKとしての能力は確かなものがあると言えるだろう。まだ24歳と若く、今後の成長にも十分期待できる。

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