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世界最高のゴールキーパーは誰だ! GK能力値ランキング6位~10位。マンU最後の砦に“タランチュラ”も(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:インテルのベテラン

サミル・ハンダノビッチ
サミル・ハンダノビッチの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

GK:サミル・ハンダノビッチ(元スロベニア代表/インテル)
生年月日:1984年7月14日(35歳)
市場価格:480万ユーロ(約5.8億円)
今季リーグ戦成績:22試合出場/20失点(無失点7試合)


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 今年で36歳となる元スロベニア代表のベテラン守護神。昨季はセリエA最多となる17回のクリーンシートを記録するなど、今なお絶大なる存在感を放つ選手である。昨季途中からは、騒動に揺れたマウロ・イカルディ(現パリ・サンジェルマン)に代わってインテルにおけるキャプテンにも就任。ますます頼れる存在として、新指揮官のアントニオ・コンテ監督の下でも最後尾からチームを支え続けている。

 そんなサミル・ハンダノビッチは、驚異的な「反射神経」を武器に違いを作り出す選手である。ロングシュートへの対応はもちろんのこと、至近距離弾にめっぽう強く、絶体絶命のピンチをしっかりとセーブすることが可能。インテルは何度この男に窮地を救われたかわからない。また、PKストップも得意中の得意。今年1月時点では、セリエAにおけるPK阻止率が30%を越えているなど、ここも大きな持ち味となっているのは明らかだ。

 そして、ハンダノビッチはブレイクアウェイの勢いも十分で、タイミングの良さやボールにしっかりとアタックする力強さも兼備。大きな判断ミスを犯すことが少なく、最後尾から常に安心感を与えられる存在であると言える。また、「ハイボール」の処理も一級品で、ハンドリングエラーも滅多に起こさない。足元の技術は凡庸だが、GKとしての完成度に疑いの余地はない。

 インテルにおいての存在感、パフォーマンスレベルの高さ、そして何より守護神としての研ぎ澄まされた能力…。ランキングのトップ10に選出しない理由は見当たらないだろう。

【了】

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