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世界最高の10代選手は誰だ! 若手サッカー選手能力値ランキング11位~15位。久保建英の“旧友”がランクイン!(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:トルコに現れた期待の星

オルカン・コクチュ
オルカン・コクチュの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:オルカン・コクチュ(トルコ/フェイエノールト)
生年月日:2000年12月29日(19歳)
市場価格:1250万ユーロ(約15億円)
今季リーグ戦成績:22試合出場/2得点4アシスト


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 アーセナルが新戦力候補としてリストアップしたとされるトルコの新星。2018年に行われたオランダカップ1回戦のVVゲメールト戦でトップデビューを果たした同選手は、その試合でいきなりゴールを奪うと、エールディビジデビューとなったFCエメン戦ではなんと1得点1アシストを記録。センセーショナルな活躍を見せた若者は、以降サポーターのハートをガッチリと掴み取り、現在もフェイエノールトには欠かせぬ存在としてプレーしている。

 オルカン・コクチュは中盤でのプレーを基本としている選手。ストロングポイントはパスセンスであり、実際フェイエノールトでは幅広いエリアに顔を出してビルドアップをサポートする役割を担っている。さらに、オフ・ザ・ボールの質も抜群に高く、自らが脇役となることで味方にスペースを供給。ボールを持った状態でもそうでない状態でも、チャンスを作り出せるのが最大の強みと言える。

 そして、コクチュのもう一つの武器が「テクニック」の高さ。ファーストタッチから「パス」を出すまでが非常にスムーズで無駄なく、不用意なボールロストを犯すことが少ない。利き足がどちらかわからなくなるほど左右両足の質も高く、ボールキープも抜群に上手い。「スピード」は飛び抜けたいないものの、隙を見つけて繰り出す「ドリブル」のダイナミックさも見逃せないポイントと言えるだろう。

 一方で得点力はもう少し伸ばしたいところ。シュートセンスが大きく落ちるわけではないが、今季リーグ戦22試合で2得点は少し寂しい数字だ。ここが伸びれば、さらに怖い存在となることは確かである。

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