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世界最高の10代選手は誰だ! 若手サッカー選手能力値ランキング11位~15位。久保建英の“旧友”がランクイン!(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:今季ブレイクを果たしたレフティー

ブカヨ・サカ
ブカヨ・サカの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:ブカヨ・サカ(イングランド/アーセナル)
生年月日:2001年9月5日(18歳)
市場価格:2000万ユーロ(約24億円)
今季リーグ戦成績:19試合出場/0得点3アシスト


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 ナイジェリア人の両親を持つ18歳のレフティーは、今季ブレイクを果たしたと言えるだろう。本職を左ウイングとしている同選手だが、セアド・コラシナツやキーラン・ティアニーが負傷離脱を強いられたことで左サイドバックへコンバート。最終ラインで見事な奮闘ぶりを見せたことで、以降も継続的にピッチに立つようになった。さらに、ここ最近はインサイドハーフでのプレーにもチャレンジ。自身の可能性の幅を大いに広げている。

 そんなブカヨ・サカの最大の武器は数値「84」を記録した「スピード」であると言えるだろう。加速力は申し分なく、とくにサイドバックでのプレー時には味方選手のサポートへ回る速さも目立った。さらに、ボールを持った状態でも「スピード」を維持できるため、「ドリブル」の威力なども十分。ズバズバと相手をかわすタイプではないが、チーム全体のラインを押し上げる意味でも縦への推進力は非常に効果的と言える。

 そして、キックの質も十分なレベルに。当初はクロスにやや難がある印象だったものの、今ではそうした部分も改善され、得点に絡むことも多くなってきた。左利きだが実は右足の精度も高く、パス捌きにも安定感がある。また、インサイドハーフでのプレー時にはオフ・ザ・ボールの動きもかなり冴えていた。身体能力の高さはもちろんのこと、「IQ」にも優れている選手と言えるのではないか。

 課題はやはり「守備力」か。ボールを懸命に追うタフさなどはあるものの、「フィジカル」がそこまで強いとは言えず、読みや危機察知能力等にまだまだ難がある。今後もSBやインサイドハーフでの起用が増えると見られるため、このあたりは伸ばしていきたい。

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