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名古屋グランパス、寮スタッフ1名が新たに陽性。トップチーム選手・スタッフは全員陰性

text by 編集部

名古屋グランパス
名古屋グランパス

 J1の名古屋グランパスは、27日にクラブ内で実施したPCR検査の結果、選手寮運営業務委託先に所属する調理スタッフ1名から新たに新型コロナウイルス感染の陽性反応が検出されたと発表した。

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 名古屋では今月24日にDF宮原和也、翌25日にはMF渡邉柊斗およびトップチームスタッフ1名からウイルス陽性反応が検出されていた。その影響により、26日に開催が予定されていたJ1第7節のサンフレッチェ広島対名古屋戦は中止となっている。

 クラブではさらなる感染者の早期発見と感染拡大防止のため検査体制を強化し、27日および29日にクラブ関係者100人がPCR検査を受けることを決めていた。その27日の検査により、スタッフ1名の感染が新たに確認された。トップチームの選手・スタッフらは今回の検査では全員が陰性だった。

 クラブの発表によれば、陽性が判定されたスタッフは検査が行われた27日までは体温36℃台で無症状だったが、28日には38.5℃の発熱があり自宅で静養している。業務内容としては、選手寮内の食堂で週4回程度夕食時に盛り付け・配膳・洗い物を行っており、業務中は常にマスクと手袋を着用していると説明されている。

 今回陽性と判定されたスタッフは、宮原およびトップチームスタッフとの接点はなく、寮に居住する渡邉を含めて寮内にも濃厚接触者はいなかったと判定されたとのこと。検査結果や行動履歴に基づく専門家の意見によれば、宮原・渡邉・トップチームスタッフの間で感染が広がった可能性は低いとクラブは述べている。

【了】

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