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19/20ブンデスリーガワーストイレブン。ゲッツェはどうした? 期待外れの男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

シュテファン・リヒトシュタイナー(アウグスブルク)
生年月日:1984年1月16日(36歳)
市場価格:80万ユーロ(約9600万円)
今季リーグ戦成績:20試合出場/0得点1アシスト


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 セリエA通算301試合出場の実績を持つシュテファン・リヒトシュタイナーは昨夏、フリートランスファーでアーセナルからアウグスブルクに加入した。右サイドバックのレギュラーだったジョナタン・シュミッドがフライブルクに移籍したアウグスブルクは、経験豊富なサイドバックに穴を埋める活躍を期待していた。

 リヒトシュタイナーにとってはキャリア初となるドイツでのプレーとなったが、開幕から右サイドバックとして起用された。しかし、全盛期のパフォーマンスからは程遠く、後半戦で先発起用されたのはわずか4試合。アウグスブルクはなんとか残留圏でフィニッシュしたものの、ユベントスでリーグ7連覇に貢献した経験をチームに還元することはできなかった。

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【写真:Getty Images】

エメル・トプラク(ブレーメン)
生年月日:1989年7月21日(31歳)
市場価格:350万ユーロ(約4.2億円)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点0アシスト

 昨季、リーグ戦9試合の出場に終わったエメル・トプラクは、出場機会を求めてドルトムントからブレーメンへの期限付き移籍を決断した。

 今季は度重なる負傷によりプレー時間は限られ、思うようなパフォーマンスを見せることができなかった。ふくらはぎの怪我からウインターブレイク明けに復帰したが、チームは連敗を喫し、自身は3月のDFBポカール(ドイツ杯)で相手選手にふくらはぎを踏まれて負傷している。

 チームは入れ替え戦をアウェイゴール数で上回ってかろうじて残留を決めたが、トプラクは負傷した3月の試合を最後にプレーすることはなかった。なお、残留を決めたことでトプラクは完全移籍で来季もブレーメンでプレーすることになっている。

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【写真:Getty Images】

リュカ・エルナンデス(バイエルン)
生年月日:1996年2月14日(24歳)
市場価格:5600万ユーロ(約67.2億円)
今季リーグ戦成績:19試合出場/0得点1アシスト

 昨夏、8000万ユーロ(約96億円)の移籍金でアトレティコ・マドリードからバイエルン・ミュンヘンに加入したリュカ・エルナンデス。ロシアワールドカップではフランス代表の優勝に貢献した期待のDFだったが、1年目のシーズンは期待を裏切る結果に終わった。

 序盤戦はセンターバックとサイドバックで併用されていたが、10月に右足首を手術して2か月以上に渡って離脱。エルナンデスが不在の間にダビド・アラバがセンターバック、左サイドバックには19歳のアルフォンソ・デイビスが定着し、エルナンデスは控え選手としてバイエルンの8連覇を見届けている。

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【写真:Getty Images】

ニコ・シュルツ(ドルトムント)
生年月日:1993年4月1日(27歳)
市場価格:1200万ユーロ(約14.4億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/1得点0アシスト

 ドルトムントは昨夏、2500万ユーロ(約30億円)を投じてニコ・シュルツを獲得した。ホッフェンハイムでドイツ代表になるまで成長したが、ドルトムントでの1年目は散々な結果に終わった。

 開幕戦では先発の機会を掴んだが、すぐにラファエル・ゲレイロにポジションを奪われている。後半戦は1度も先発の機会がなく、ルシアン・ファブレ監督の信頼を完全に失ってしまった。

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