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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

母国クラブへ完全移籍

スソ
スソの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:スソ(スペイン代表)
生年月日:1993年11月19日(26歳)
市場価格:1750万ユーロ(約21億円)
今季リーグ戦成績:16試合出場/1得点2アシスト(ミラン)
今季リーグ戦成績:17試合出場/1得点1アシスト(セビージャ)
移籍先:ミラン→セビージャ ※レンタルから完全移籍へ移行
移籍金:2100万ユーロ(約25.2億円)


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 プロデビューを果たしたリバプールでは芽が出なかったが、2015年より所属しているミランでは攻撃の核として活躍していた。昨季はリーグ戦35試合の出場で7得点10アシストという成績も収めている。しかし、2019/20シーズンは序列が低下。今年の冬にセビージャへレンタル移籍することが発表されている。

 新天地ではコンスタントに出場機会を得ており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献。セビージャはリーグ戦において4位以上だった場合、完全移籍へ移行する契約を条項に盛り込んでいたため、26歳のレフティーは来季もセビージャでプレーすることになった。なお、移籍金は2100万ユーロ(約25.2億円)とされている。

 スペイン人らしい「テクニック」の高さが売りで、「ドリブル」も鋭く「スピード」も一定以上のものが備わっている。右サイドから鋭く切り込んで繰り出すファーサイドへのコントロールシュート、あるいはDFとGKの間を射抜くクロスはレフティーの十八番となっている。

 ただ、右サイドで左足に持ち替えて勝負するパターンが多いため、カウンターの場面ではチーム全体のスピードを落としてしまうという難点はある。より怖い存在となるには、プレーの幅を広げていく必要があるかもしれない。

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