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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人

欧州主要リーグでは夏の移籍市場がオープンしている(イタリアは9月より)。すでに多くの実力者が移籍を決めており、新天地でのプレーには大きな注目が集まっている。今回フットボールチャンネルでは、移籍を決意した選手たちを様々なデータを参照した能力値とともに紹介していく。今回はアルバロ・モラタ、スソ、ジョナサン・デイビッド、エベルトン、ファン・ヒチャンの5人。(移籍金などは『transfermarkt』を参照)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

スペインの長身FW

アルバロ・モラタ
アルバロ・モラタの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:アルバロ・モラタ(スペイン代表)
生年月日:1992年10月23日(27歳)
市場価格:3600万ユーロ(約43.2億円)
今季リーグ戦成績:34試合出場/12得点2アシスト(アトレティコ・マドリード)
移籍先:チェルシー→アトレティコ・マドリード ※レンタルから完全移籍へ移行
移籍金:5600万ユーロ(約67.2億円)


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 苦悩の日々を過ごしたチェルシーを去り、昨季途中にアトレティコ・マドリードへ加入した。そして昨年夏、アトレティコに完全移籍することが決定。移籍金は5600万ユーロ(約67.2億円)とされている。なお、2019/20シーズンはレンタルという形であり、今年7月より完全移籍に移行している。

 非常に万能なストライカーと言えるだろう。身長189cm・体重85kgという体躯は魅力的で、その長身を活かした「空中戦」の強さは抜群。さらにスペイン人らしい足元の「テクニック」も高いレベルで備わっているため、ポストプレーヤーとしても力を発揮できる。

 また、その体躯からは想像できない「スピード」も武器の一つ。元スペイン代表のフェルナンド・トーレスを彷彿とさせるようなラインブレイクで、一気にチャンスへ結びつけることも少なくない。対峙する選手からしても、これだけ多くのストロングポイントを持つFWは厄介なのではないだろうか。

 たびたび指摘されてきた勝負弱さや決定力不足も徐々に改善されてきている印象が強い。もちろん、CFとしてはまだまだインパクトを残していく必要があるが、そこは今後の成長に期待だ。

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