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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

韓国のムービングストライカー

ファン・ヒチャン
ファン・ヒチャンの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:ファン・ヒチャン(韓国代表)
生年月日:1996年1月26日(24歳)
市場価格:1000万ユーロ(約12億円)
今季リーグ戦成績:27試合出場/11得点12アシスト(ザルツブルク)
移籍先:ザルツブルク→RBライプツィヒ
移籍金:900万ユーロ(約10.8億円)


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 昨季はブンデスリーガ2部のハンブルガーSVに所属していたが、満足いく結果を残すことはできなかった。しかし、ザルツブルク復帰を果たした2019/20シーズンは本来の力を発揮。南野拓実、アーリング・ブラウト・ハーランドとともにチームの攻撃陣を牽引し、リーグ戦11得点12アシストと申し分ない成績を残した。

 その活躍を評価したのがザルツブルクの姉妹クラブであるRBライプツィヒ。同クラブは先月、ファン・ヒチャンを完全移籍で獲得したことを発表。契約は2025年までの5年間。移籍金は900万ユーロ(約10.8億円)とされており、ドイツ紙によるとボーナス込みで1400万ユーロ(約17億円)に上がる可能性があるという。

 韓国人らしい強烈な「メンタリティ」の持ち主であり、攻撃的なポジションであればどこでも対応可能という柔軟性も兼ね備える。「フィジカル」や「スピード」も非凡で、ペナルティエリア内での強さ、ゴールへの嗅覚、そして左右両足のフィニッシュ精度の高さも持ち味としている。

 運動量も豊富で、前線からのハードワークも怠らない。そういったスタイルはRBライプツィヒというチームにもフィットするだろう。背番号はティモ・ヴェルナーの「11」を引き継ぐが、果たして元エースの抜けた穴を埋めきることができるか。

【了】

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