日本代表メンバーに推薦したい5人。欧州王者バイエルンからゴール奪った若武者を今こそ…!

日本代表は今月13日にパナマ代表と、同18日にメキシコ代表と、いずれもオーストリアで国際親善試合を行う。今回も新型コロナウイルス対策の影響で国内組の招集が見送られ、海外組のみでチームを構成する方向性が示された。そこで今回は、海外組のみで臨む2度目の日本代表合宿に向けて、欧州でプレーする森保監督に推薦したい実力者5人を紹介する。

2020年11月05日(Thu)6時30分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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“元”10番に復活の兆し

中島翔哉
【写真:Getty Images】

中島翔哉(ポルト/ポルトガル1部)
生年月日:1994年8月23日(26歳)
代表歴:U-17、U-19、U-21、U-22、U-23、A代表
19/20リーグ戦成績:16試合出場/0得点1アシスト
20/21リーグ戦成績:2試合出場/0得点1アシスト


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 新型コロナ禍においてチームへの合流を拒否したなどと報道され、昨季はポルトのリーグ優勝と国内カップ制覇に貢献できず。一時は蚊帳の外に置かれ、非常に厳しい立場とされた。しかし、今季はチームメイトたちからの要求もあってクラブが復帰を承諾し、約7ヶ月ぶりに公式戦のピッチにも立った。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)デビューも飾り、徐々に出場時間も伸びてきている。特に肉体的なたくましさは見た目からもわかるほどに増しており、守備面での寄せの激しさや切り替えの早さは以前と比べ物にならないほど進化を遂げた。先月の日本代表活動は招集外となり、ロシアワールドカップ後からずっと着用してきた背番号10も南野拓実に渡ってしまったが、今一度実力を証明し、エースナンバーを取り戻すチャンスを与える絶好の機会だ。

バイエルンに一矢報いるCL初ゴール

奥川雅也
【写真:Getty Images】

奥川雅也(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア1部)
生年月日:1996年4月14日(24歳)
代表歴:U-17、U-18、U-19
19/20リーグ戦成績:23試合出場/9得点6アシスト
20/21リーグ戦成績:4試合出場/0得点1アシスト

 リーグ戦ではなかなか出場時間が伸びないものの、CLで待望のゴールを挙げた。グループステージ第3節、昨季王者バイエルン・ミュンヘン戦の65分から途中出場すると、その直後の66分に貴重な同点ゴールを奪った。チームは2-6で敗れ、奥川のCL初ゴールは勝利に結びつかなかったものの、マヌエル・ノイアーの守るゴールをツータッチで陥れた事実が消えることはない。

 味方からのスルーパスを巧みな動き出しで呼び込み、相手DFの前に入って右足を振り抜いた。かつて“古都のネイマール”と呼ばれたドリブラーは、ゴール前での駆け引きやポジション取りの巧さを身につけ、より危険なアタッカーに進化を遂げている。将来性は抜群。オーストリアで日本代表戦が開催されるから今だからこそ、招集してチャンスを与えるべきだ。

ベルギー1部首位クラブをけん引する司令塔

森岡亮太
【写真:Getty Images】

森岡亮太(スポルティング・シャルルロワ/ベルギー1部)
生年月日:1991年4月12日(29歳)
代表歴:U-18、A代表
19/20リーグ戦成績:29試合出場/6得点5アシスト
20/21リーグ戦成績:10試合出場/1得点4アシスト

 20代終盤に差しかかり、卓越したゲームメイク力は円熟味を増すばかりだ。今季はシャルルロワの絶対的な主軸として中盤に君臨し、クラブ・ブルッヘやアンデルレヒトなどの強豪を抑えてベルギー1部の首位を走る絶好調のチームを引っ張っている。

 2列目であれば南野や堂安律、久保建英らと、ボランチであれば柴崎岳や遠藤航らとは違ったリズムをもたらすことができるはず。日本代表にはなかなか定着できず2018年を最後に選ばれていないが、2年前とは違う、ベルギーリーグ屈指の司令塔に成長した姿を見てみたい。

急激に調子を上げるアジアカップ準優勝メンバー

北川航也
【写真:Getty Images】

北川航也(ラピド・ウィーン/オーストリア1部)
生年月日:1996年7月26日(24歳)
代表歴:U-16、U-17、U-18、U-19、A代表
19/20リーグ戦成績:19試合出場/2得点1アシスト
20/21リーグ戦成績:6試合出場/3得点1アシスト

 欧州挑戦1年目だった昨季は怪我にも見舞われ、不完全燃焼に終わった。今季もなかなか出場機会をもらえず苦しい時が続いていたものの、最近になって急激に調子を上げている。リーグ戦で先発出場のチャンスをもらうと、2試合連続でゴールを挙げてチームの4連勝に貢献。ゴール数はすでに昨季の数字を超えた。

 今季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)で初出場も飾り、短い時間ではあるが、より高いレベル
での経験も積んでいる。2019年のアジアカップでチャンスを外し続けたことで厳しい批判を浴びたストライカーに、挽回のチャンスを与えるとすれば、所属クラブのあるオーストリアで日本代表戦が開催される今回ほどいい機会はない。

日本屈指の戦術スキルを誇るベテラン

乾貴士
【写真:Getty Images】

乾貴士(エイバル/スペイン1部)
生年月日:1988年6月2日(32歳)
代表歴:U-21、A代表
19/20リーグ戦成績:29試合出場/2得点4アシスト
20/21リーグ戦成績:8試合出場/0得点0アシスト

 いま、欧州4大リーグで最もコンスタントに出場を重ねている日本人選手の1人である。エイバルはなかなか勝てずに苦しんでいるが、乾は好調を維持。毎試合のようにビッグチャンスを演出し、惜しいシュートも多数放っている。チーム内で最もシュート数が多いのはどのストライカーでもなく、乾なのだ。

 森保ジャパンでは脇役に甘んじ、なかなかチャンスをもらえていない。それでもEU圏外枠が極めて少ない世界最高峰のスペインリーグで主力級の評価を得ていることが、パフォーマンスレベルの高さを何よりもよく示している。組織全体を意識した攻守における戦術スキルの高さも日本屈指で、2列目の競争に風穴を空けられるだけの力を持っているのは間違いない。

【了】

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