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サガン鳥栖、経営状況を報告。竹原稔社長「私の辞任を含めて検討」

text by 編集部 photo by サガン鳥栖

サガン鳥栖
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 J1のサガン鳥栖は20日、「経営状況のご報告とお願い」と題し、公式声明を発表した。クラブの公式サイトで伝えられている。

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 鳥栖は経営状況について「このまま今季を無事に終わる事ができれば、今年度の決算はコロナ禍の影響で興行収入(チケット・グッズ等)が8億円減、広告収入では2億円減となり、約10億円の赤字の見通しで、約10億円の債務超過として決算を報告する事になります。サガン・ドリームスにとっても、J1昇格以来、初めて負債総額が資産総額を上回る状態となります」と報告した。

 また、新型コロナウイルスの影響で債務超過となっても、来季のJ1ライセンスは発行されると伝えた。その上で、鳥栖は「Jリーグのライセンス上、2023年度の決算において債務超過を解消するために、売上増、コストダウンを積み重ねていく必要があります」とも伝えている。

 鳥栖の竹原稔社長は「現在、サガン鳥栖の未来を護るために、私の辞任を含めて検討しております。それがサガン鳥栖の生き延びる道だからです」と辞任を検討していることも明かしている。

 また、サポーターに対して「サポーターの皆様、スポンサーの皆様、行政の皆様のお力添えを借りてこの状況を乗り切っていけたらと心から願います。来シーズンのドリームパスポートを11/25(水)より販売させていただきます。お一人でも多くの方に来シーズンもサガン鳥栖を支えていただけましたら幸いです。どうぞ今後ともサガン鳥栖をご支援いただけますようよろしくお願いいたします」とコメントしている。

【了】

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