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横浜FC、前半に先制も逃げ切れず。終盤にサガン鳥栖が追いつき1-1ドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

【横浜FC 1-1 サガン鳥栖 J1第31節】

 明治安田生命J1リーグ第31節の横浜FC対サガン鳥栖戦が5日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

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 今季残り4試合となった段階で鳥栖は14位、横浜FCは15位。今季は特別措置によりJ2への降格がないとはいえ、本来の“残留圏内”を確保してシーズンを終えたい両チームの対戦となった。

 両チームともに無得点のまま前半を折り返すかと思われたが、アディショナルタイムに入ったところで横浜FCが試合を動かす。斉藤光毅が鮮やかなドリブルで左タッチライン際を突破して深い位置に侵入し、マイナスのクロスを折り返すと、最高のお膳立てから最後は松浦拓弥がダイレクトで合わせて先制点を奪った。

 今季終了後のベルギー移籍が決まっている19歳の斉藤は後半立ち上がりにも立て続けに決定的なチャンスに絡む。47分にはエリア左から中央に切り込んでのシュートがわずかにゴール上へ。50分には絶妙なタイミングでエリア内へ抜け出した志知孝明が折り返したが斉藤がわずかに合わせきれない。

 54分には斉藤のスルーパスで抜け出した松浦のシュートが惜しくも左ポストを叩き、こぼれ球に反応した一美和成の至近距離からのシュートも守備陣がブロック。横浜FCは立て続けに決定機を生み出すも追加点は奪えなかった。

 そのまま1点差で終盤を迎えると、反撃に転じた鳥栖の攻勢が実を結ぶ。86分、原川力からのクロスに合わせたレンゾ・ロペスが高い打点からのヘディング弾を叩き込んで1-1の同点に。

 後半アディショナルタイムには鳥栖のFKからのクロスにエドゥアルドが飛び込んだが、至近距離からの強烈なヘディングをGK六反勇治が正面で弾いたボールはクロスバーを叩いて惜しくも逆転ならず。勝ち点1を分け合う結果に終わった。

【得点者】
45+1分 1-0 松浦拓弥(横浜FC)
86分 1-1 レンゾ・ロペス(鳥栖)

【了】

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