Jリーグは10日、2020JリーグYBCルヴァンカップ決勝に来場していた観客1名が新型コロナウイルス感染症の検査で陽性判定を受けたとして発表を行った。

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　ルヴァンカップ決勝の柏レイソル対FC東京戦は今月4日に東京・国立競技場で開催。2万4219人の観客が入場し、試合は2-1でFC東京が勝利を収めて優勝を飾っていた。

　リーグの発表によれば、陽性判定を受けた来場者が試合を観戦していたのはバックスタンド一層目南側の「カテゴリー2　126ブロック」。同エリアのチケットを購入していた観客に対しては、登録されたメールアドレスへの告知が送付されたという。

　当該の来場者はスタジアム入場時の検温で異常はなく、スタジアム内では常にマスクを着用し、会話や発声はなし。観戦後に発熱と体調不良で医療機関を受診し、陽性判定を受けたという経緯が説明されている。

　保健所はこの試合で他者との濃厚接触はなかったと判定。また、国立競技場は今回の事案を受けて消毒作業を完了したとのことだ。

【了】