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ベガルタ仙台、元選手の不祥事についてJリーグからの注意を報告。懲罰は無し

text by 編集部

ベガルタ仙台
ベガルタ仙台

 J1のベガルタ仙台は22日、元所属選手の不祥事に関してJリーグから今月15日付で注意文書を受領したとしてその主な内容を報告した。

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 仙台がJリーグから受けた注意は、MF道渕諒平が昨年起こした不祥事に関するものと思われる。道渕は交際女性に対する傷害容疑で逮捕されていたことが週刊誌により報じられ、仙台はクラブの秩序や風紀を著しく乱す内容であるとして10月20日付で同選手との契約解除を発表した。なお道渕は、韓国・Kリーグ2部の忠南牙山FCに加入することが22日に発表されている。

 Jリーグが仙台に対して注意文書を送付するとともに、22日の実行委員会において全クラブに啓発を行ったとして仙台が報告している内容は以下の通り。

「暴力行為を含む社会通念上許されない行為の事実は、示談や報道の有無などによって消えるものではない。また、たとえ個人が起こした不祥事であっても、Jクラブに所属する選手である以上はJリーグの理念・目的に反するものであり、それが、クラブやJリーグの信用棄損にも至り得るため、その態様によっては、管理監督責任等を問われ得るケースがあることを念頭に置く必要がある」

 Jリーグでは本件について必要な審議を行った上で、仙台に対して懲罰は科さないと決定したとのことだ。仙台は「本件について真摯に反省し、チームおよびフロント社員に対しまして、コンプライアンス研修や講習会を実施いたしました。今後もクラブ一丸となりましてコンプライアンス違反の防止に取り組んでまいります」と述べている。

【了】

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