J1全20クラブGKタイプ別分析(2)セレッソ大阪。キム・ジンヒョンは何タイプ? 大いなる変貌を遂げた理由とは?

3/8発売『フットボール批評issue31』から一昨年、サンフレッチェ広島のGKコーチを務めた澤村公康が、GKを4つのタイプに分類し、J1全20クラブの陣容を一刀両断した「GKスカッド批評」を一部抜粋して公開する。[GKタイプ]オーソドックスタイプ→オ、シュートストップタイプ→シ、現代タイプ→現、万能タイプ→万、★は新加入(構成:吉沢康一)

2021年03月23日(Tue)6時50分配信

シリーズ:J1全20クラブGKタイプ別分析
text by 吉沢康一 photo Getty Images
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揺るがぬ絶対的守護神の存在感

キム・ジンヒョン
【写真:Getty Images】

GKコーチ:武田亘弘
キム・ジンヒョン(万)
松井謙弥★
ダン・バン・ラム★


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 キム・ジンヒョンは精神的、肉体的にどちらも強いGKです。今シーズンは監督がロティーナからクルピに代わりました。昨年まではビルドアップのタスクが多く含まれていたので、ビルドアップ能力が最も上がったGKかもしれません。

 これまではサイズと反応を活かしてゴールマウスを守る典型的なオーソドックスタイプでしたが、そこに足下のプレーが加わったことでかなりパワーアップしました。オーソドックスタイプから万能タイプに変貌したと言ってもいいでしょう。

 セカンドGKにベテランの松井謙弥が戻ってきたのもプラス材料。ただ、キム・ジンヒョンのレギュラーは安泰でこれは揺るぎません。監督が代わるとGKに求められることも変わるものですが、武田亘弘GKコーチは以前もクルピと仕事をしているので大きな問題はないはず。この2人にベトナム代表のダン・バン・ラムがどう絡んでくるのかにも注目しています。

(構成:吉沢康一)

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究極の2021Jリーグアナリティクス

Jクラブにとってコンセプトの5文字はもしかしたらタブーワードなのかもしれない。クラブのコンセプトをひけらかすことは、すなわち“秘伝のレシピ”の流出を意味する。もちろん、これはコンセプトという壺にタレが脈々と継ぎ足されているクラブに限った話ではあるのだが……。
コンセプトを一般公開できないとなれば、こちら側が様々な手法を使って分析していくほかない。なぜ、コンセプトの解剖にこれほどまでに執着するのかと言えば、抽象的にJリーグを眺める時代は終わりにしたい、という願望からである。そう、本質の話をしよう、ということだ。
今回は2021年のJリーグをより具体的に俯瞰できるように、J1・J2・J3のコンセプトマップを筆頭とし、補強からGKのコンセプトまで本質を抉る企画を揃えた。この「究極のアナリティクス誌」を携えれば、コンセプトなき“あのクラブ”が手に取ってわかるはず、だ。

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【了】

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