GK（3）

【写真：Getty Images】

GK：谷晃生（湘南ベルマーレ）
生年月日：2000年11月22日（20歳）
2020リーグ戦成績：25試合出場
2021リーグ戦成績：6試合出場

　ジュニアユースからガンバ大阪に加わり、将来を嘱望されてきた。高校2年生に進級する直前、2017年3月にG大阪U-23でJ3デビューを飾った。その年のFIFA U-17ワールドカップにも出場し、ベスト16まで進んだチームの正GKとして活躍している。

　G大阪には東口順昭という絶対的な存在が君臨し、高卒1年目までの出場機会はJ3に限定された。20年に湘南ベルマーレへの期限付き移籍を決断すると、シーズン途中にレギュラーに定着。昨シーズンはリーグ戦25試合に出場し、今季もここまですべての試合でゴールマウスを守っている。

　今回選ばれた3人の中では最長身の190cmで、ハイボール処理には定評がある。ボールを持ったときの状況判断に課題を残すものの、フィード技術は決して低くない。リーチの長さを活かしたセービング技術も魅力的。湘南を勝たせるGKへと成長すれば、東京五輪へ道も見えてくる。

【了】