山根視来
【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は18日、国際親善試合・韓国代表戦とカタールワールドカップ・アジア2次予選のモンゴル代表戦に挑む日本代表メンバーを発表している。冨安健洋や南野拓実といった選手が順当に名を連ねる中、国内から計8名が初招集を受けることになった。その中の一人が、川崎フロンターレで印象的な活躍を見せ続けているDF山根視来だ。

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 山根は桐蔭横浜大学卒業後の2016年に湘南ベルマーレへ加入した。ただ、プロの世界で最初から活躍したわけではなく、1年目のリーグ戦出場は「0」。ベンチ入りもシーズン終盤のヴァンフォーレ甲府戦のみとなっていた。

 しかし、それまで攻撃的な選手だった山根は2017年、当時の曺貴裁監督に3バックの一角としてコンバートされると、秘めたる才能が開花。もともとドリブルが持ち味の同選手は最終ラインから積極的にボールを運んで敵を剥がし、攻撃に厚みを加えるなど大きく躍動した。そこからすっかりDFとしての姿が定着し、3バックの一角はもちろんのこと、4バック時の右サイドバックを務めることもあった。

 そうした非凡な攻撃力は昨年に加入した川崎フロンターレでも余すことなく発揮されている。Jリーグ屈指の破壊力を持つ同クラブで右SBとして瞬く間にフィットし、リーグ戦31試合で4得点6アシストを記録。川崎FのJ1優勝に貢献し、自身初のベストイレブンにも選出されている。

 今季も山根は不動の右SBとして活躍中。日本代表合流前最後のリーグ戦となった浦和レッズ戦では、10分に強烈なシュートを浴びせると、42分に正確なクロスで小林悠のゴールをアシストするなど、5-0大勝に貢献していた。

 山根の特長は最終ラインからドリブルで飛び出していけることはもちろん、タッチライン際だけでなくハーフスペースも積極的に狙える点だ。密集地帯でのボール扱いも苦にしておらず、浦和戦がそうだったように、クロスやシュートと「やり切る」ことができるあたりも魅力。中途半端なプレーではカウンターを受けるが、やり切ってしまえばその可能性は小さくなる。

 日本代表の右SBはマルセイユ所属の酒井宏樹が不動で、2番手は室屋成となっている。ただ、その2人にポジション争いを挑める選手はまだ出てきていない。そのため、今回のシリーズにおいて山根に懸かる期待は大きい。3バックの一角も4バック時の右サイドバックもハイレベルにこなし、かつドリブル得意の攻撃的選手という、今までの日本代表にはなかなかいないタイプの同選手がアピールに成功すれば、森保ジャパンにとっても明るいニュースとなる。

【動画】日本代表初招集! DF山根視来の攻撃力をご覧あれ!

※この記事は3/23に掲載されたものです。

【了】

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