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セリエA 3年前

ACミラン、最高の補強は…21世紀ベスト移籍5人。チームを変えたカリスマたち

シリーズ:21世紀ベスト移籍5人 text by 編集部 photo by Getty Images

禁断の移籍で加入。黄金期を支えたオランダのプレジデンテ

クラレンス・セードルフ
【写真:Getty Images】

MF:クラレンス・セードルフ
生年月日:1976年4月1日
移籍金:2250万ユーロ(約29億円)
在籍期間:02年夏~12年夏
リーグ戦成績:300試合47得点45アシスト

 インテルからの禁断の移籍でACミランに加入したオランダの”プレジデンテ”(大統領)クラレンス・セードルフも同クラブで長らく活躍。2014年には監督としてクラブに戻ってきた。黄金期を支えたセードルフが帰ってきたことで喜んだミラニスタ(ミランサポーター)は少なくないだろう。

 レアル・マドリードでプレーしていたセードルフは2000年にインテルへ移籍。マドリーで活躍した同選手だったが、インテルでは01/02シーズンに復調するも目立った活躍をしたとは言い難い。だが、ミランでは黄金期を支えることになる。

 06/07シーズンはカカ、フィリッポ・インザーギ、アレッサンドロ・ネスタらとともにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献。UEFAクラブ最優秀MFを受賞した。

 ミラン加入当初から主力としてプレーしたセードルフは同クラブで公式戦432試合に出場。ミランでの外国人選手最多出場記録となった。セードルフはCLやセリエA優勝に貢献するなど黄金期を支えた一人だ。

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