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徳島ヴォルティス新加入MF「日本のレベルは高い」 伊メディアに語る

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアン・バトッキオ
【写真:Getty Images】

 J1の徳島ヴォルティスに加入した元U-21イタリア代表MFクリスティアン・バトッキオは、Jリーグの他の多くの新外国人選手たちと同じく、長い待機期間と隔離期間を経てようやく日本でのプレーを開始することができた。イタリア『ジャンルカディマルツィオ.com』が27日付で伝えたインタビューで、その体験について振り返っている。

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 フランス1部のブレストでプレーしていたバトッキオの徳島加入が発表されたのは今年2月4日。だが新型コロナウイルス感染拡大の影響により日本政府が取った海外からの新規入国制限措置により、3月29日になってようやく入国することができた。

 さらにJリーグが一括管理するJヴィレッジでの14日間の待機期間(Jリーグバブル)を経て徳島に合流。今月21日に行われたルヴァン杯のヴィッセル神戸戦で待望のデビューを飾り、24日の柏レイソル戦ではリーグデビューも飾った。

 Jヴィレッジでは最初の5日間部屋から出ることもできず、その後グラウンドでの個人トレーニングが可能になっても他選手との交流は認められないなど、日本での隔離生活を振り返るバトッキオ。現在も家族と離れてホテルで一人暮らしという寂しい日々が続いてはいるが、「後悔はしていない」と語る。

 久々の実戦で「嬉しい感覚を取り戻すことができた」とデビューの喜びを表現。日本サッカーの印象については「レベルは高い。技術的にはみんなしっかりしているし、たくさん走る」と述べている。

 アルゼンチンで生まれたバトッキオは、これまでイタリア、イングランド、フランス、イスラエルと渡り歩いて日本にやってきた。「旅をして、新しい文化や新しい言葉を知ることが好きだ。新しい世界を発見したい」「僕にとって、サッカーをしながら旅ができるほど素晴らしいことはない」と、世界を股にかける自身のキャリアに喜びを見出している。

【了】

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