オナイウ阿道
【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選、日本代表対キルギス代表が15日に行われた。日本が5-1の勝利を収めた。

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 この試合で初のスタメン出場となった横浜F・マリノス所属のFWオナイウ阿道が、初ゴールからわずか6分でハットトリックを達成。驚異の決定力を見せ、日本代表の勝利に貢献した。今回は、オナイウ阿道とはどんな選手なのか紹介する。

 ナイジェリア人の父親と日本人の母親の間に生まれたオナイウは埼玉県の正智深谷高等学校出身。3年生の時に出場したインターハイでチームをベスト4に導き大会優秀選手に選出された。高校卒業後の2014年にジェフユナイテッド市原・千葉に入団。その後2017年に浦和レッズへ完全移籍となるが、レノファ山口FC、大分トリニータを経て横浜FMに完全移籍となった。

 加入1年目の昨季はリーグ戦24試合に出場したが、スタメン出場は8試合で4得点を記録。昨季は本人としても納得のいくシーズンではなかったと思うが、今季は調子を徐々に上げ現在も好調を維持している。第10節の北海道コンサドーレ札幌戦で今季3点目を決めると、第12節のFC東京戦まで3試合連続のゴール。第11節の横浜FC戦では2得点、FC東京戦ではハットトリックの活躍。ここまでリーグ戦16試合の出場で10得点を記録している。

 当初は代表に招集されていなかったものの、大迫勇也の負傷により代表に追加招集。6月11日のセルビア戦で途中出場となり、代表デビューを果たした。積極的にゴールを狙ったが、疑惑のオフサイドの判定で初ゴールはお預けに。それでも今回のキルギス戦では初先発を飾ると、27分に自ら奪ったPKを決め代表初ゴール。さらに31、33分にもゴールを奪い、初ゴールからわずか6分でハットトリックを達成した。

 そんなオナイウは万能型のストライカーと言えるだろう。日本人離れの身体能力を武器にポストプレーや空中戦で強さを見せる。さらには足元の技術も非常に高く、簡単には奪われない。CFだけでなく、トップ下でもプレーでき、ドリブルやパスでも攻撃に貢献できる。また、今回の代表戦でも見せた通り、スペースに入る動きが非常に上手い。良いタイミングでスペースに走り込み、トップスピードでクロスボールに合わせることができる。相手DFにとって捕まえづらい選手だろう。

 格下相手とはいえ、オナイウは2試合プレーして3得点。この2試合だけでは評価できないかもしれないが、日本代表のFW候補に入ってきたことは間違いない。ハットトリックでインパクトを残し、確実に評価を上げただろう。今後もクラブで結果を残し、この先のワールドカップ最終予選でメンバーに入りたいところだ。まずは大迫勇也のライバル候補に名乗りを上げた段階だろう。今後もJリーグでの活躍を期待したい。

【了】

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