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36歳豊田陽平、12年過ごしたサガン鳥栖に別れ。「苦渋の決断ではありました…」栃木SC加入決定

text by 編集部

サガン鳥栖
サガン鳥栖



 サガン鳥栖は5日、FW豊田陽平が栃木SCに完全移籍することを発表した。

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 豊田は2010年から鳥栖でプレーする36歳のアタッカー。長年鳥栖の前線を支えてきた一人だ。

 クラブの公式サイトで豊田は、「サガン鳥栖でプレーして12年。J2得点王、J1昇格、Jリーグベストイレブン、日本代表選出など多くの経験と成長がサガン鳥栖と共にありました。そしてサガン鳥栖で過ごした全ての時間が特別なものであり、どんな時も自分の背中をしっかりと押してくれたのはサガン鳥栖サポーター皆様の存在でした。サガン鳥栖サポーターの皆様と共に味わった感動の日々は、どんなに苦しい時でも正々堂々と真っ直ぐに進んで行きたい自分の気持ちに寄り添ってくれるものでした。そんな思いを背負ってプレーすることができた自分は本当に幸せでしたし、これからも皆様と共に喜びを分かち合っていきたいと思う気持ちは変わりません」とコメント。

 その一方で、「ただ自分自身がその気持ちに応え、表現ができるのは、最後の最後までピッチの上で戦い続け、泥臭くても、勝負にこだわり続け、ゴールにこだわり続ける姿であるとも思っています。皆様に支えてもらった日々のことを考えるとこれまでにないくらい苦渋の決断ではありましたが、皆様の思いを感謝に変えて、プロの世界の中で戦い続けていきたい、自分自身を表現し続けていきたいと思い移籍を決意いたしました」と、決断の理由を述べている。

 豊田は今季リーグ戦出場は3回のみ。全て終盤からの途中出場で、得点は挙げていない。

【了】

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