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順天堂大の奮闘及ばず、ザスパクサツ群馬が延長の末逆転。湘南も延長勝利【天皇杯3回戦結果】

text by 編集部 photo by Getty Images

JFA
【写真:Getty Images】



 第101回全日本サッカー選手権大会3回戦が7日に各地で開催された。19時にキックオフされた試合のうち2カードは延長戦にまでもつれる接戦となった。

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 J3のヴァンラーレ八戸とJ1の湘南ベルマーレの対戦は前半を両チーム無得点で折り返す。53分には直接FKから梅崎司が決めて湘南が先制したが、八戸も62分に坪井一真のゴールで同点に。

 1-1で試合は延長戦に突入したが、延長後半の113分に湘南の18歳MF平岡大陽が勝ち越しのゴール。ルーキーが値千金の決勝点を奪い、湘南が2-1の勝利で4回戦へ進んだ。

 2回戦でJ1のFC東京を撃破するジャイアントキリングを演じた順天堂大はJ2のザスパクサツ群馬と対戦。前半終了間際の43分には群馬守備陣の連携ミスを突いて白井海斗がゴールを奪い、前半を1点リードで折り返した。

 81分にはCKからのボールに合わせた寺山翼のゴールで順天堂大が追加点。またしてもJリーグ勢を撃破するかと思われたが、群馬がここから意地を見せる。2分後に内田達也が1点を返すと、後半アディショナルタイムの94分には大前元紀が執念のゴールで2-2とし、土壇場で試合を延長に持ち込んだ。

 延長後半も残り少なくなった115分、群馬がこの試合初めてリードを奪う逆転のゴール。岩上祐三からのクロスに髙木彰人がフリーで合わせて3-2とした。残り数分に最後の猛攻を繰り出した順天堂大だが及ばず、群馬が3-2で激戦を制する結果となった。

【了】

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