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東京五輪 3年前

U-24南アフリカ代表メンバー 東京五輪選手名鑑。基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。3人のポルトガル組がカギを握る?

シリーズ:東京五輪選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

MF

南アフリカMF
【写真:Getty Images】


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テボオ・モコエナ
生年月日:1997年1月24日(24歳)
所属クラブ:スーパースポート・ユナイテッド
20/21リーグ戦成績:22試合出場/4得点3アシスト

 テポオ・モコエナはA代表経験のあるMFで、所属するスーパースポート・ユナイテッドで不動の存在となっている。正確な足下のテクニックとパスセンスを持っており、ボールを奪う能力にも長けている。東京五輪アフリカ予選となった2019年のU-23アフリカネーションズカップでも主力を務めており、今大会のチームでも重要な役割を担うことになりそうだ。

タボ・セレ
生年月日:1997年1月15日(24歳)
所属クラブ:無所属
20/21リーグ戦成績:29試合出場/3得点2アシスト

 タボ・セレは10代で海を渡り、ポルトガルでキャリアを築いてきた。ベンフィカのセカンドチームに在籍したこともあり、2部リーグを主戦場としていたが、今夏限りで契約満了となっている。推進力のあるドリブルとテクニックに特徴があり、攻守にハードワークできる。ポルトガルの1部リーグに興味を示しているクラブがあるとも報じられているが、東京五輪をアピールのチャンスにしたいところだろう。

ヌコシンギフィル・ヌグコボ
生年月日:1999年11月16日(21歳)
所属クラブ:カイザー・チーフス
20/21リーグ戦成績:25試合出場/4得点1アシスト

 1990年代にカイザー・チーフスと南アフリカ代表で長く活躍したドクター・クマロというスターがいたが、新たなクマロと評されるのがヌコシンギフィル・ヌグコボだ。2列目のどこでもプレーすることができ、類い稀なるテクニックと左足から繰り出されるパスでチャンスを生み出していく。165cmという小柄な身体だが、相手のプレスを苦にしない身のこなしを見せる。初めて対戦する相手にとっては、守るのが難しい選手になるかもしれない。

グッドマン・モセレ
生年月日:1999年11月18日(21歳)
所属クラブ:オーランド・パイレーツ
20/21リーグ戦成績:28試合出場/1得点1アシスト

 グッドマン・モセレは下部組織時代から過ごしたバロカを離れ、21/22シーズンからはオーランド・パイレーツでプレーする。ボールを運ぶことに長けたセントラルMFで、トリッキーなターンや巧みなフェイントでプレスを剥がしていく。世代別ワールドカップの出場経験はないが、国内リーグでは10代のころから主力を担っており、国内屈指のポテンシャルを持つMFの1人と言えるだろう。

カモヘロ・マハラツィ
生年月日:1998年8月23日(22歳)
所属クラブ:モロカ・スワローズ
20/21リーグ戦成績:24試合出場/1得点1アシスト

 ドレッドヘアーが特徴的なカモヘロ・マハラツィは、トップ下やサイドハーフでのプレーを得意としている。巧みなボールテクニックと精度の高いキックの質を武器に、中盤からチャンスを生み出していく。アフリカ予選の3位決定戦で決めたボレーシュートのように、右足から放たれるキックに対戦国は要注意だ。南アフリカサッカー協会は18日にマハラツィに新型コロナウイルスの陽性反応が出たと発表したため、本大会出場に影響が出ることになるだろう。

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