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仏紙が久保建英のプレーを絶賛「フランスに欠けていたものだった」 上田綺世にも賛辞【東京五輪/海外の反応】

text by 編集部 photo by JMPA

久保建英
【写真:Getty Images】



 東京五輪(東京オリンピック)グループリーグA組第3節のU-24フランス代表対U-24日本代表戦が28日に行われ、日本が4-0で勝利を収めた。フランスメディアも自国チームの敗戦について伝えるとともに、日本の選手に賛辞も送っている。

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 ともに決勝トーナメント進出を目指してグループ最終節に臨んだ両チームだが、終わってみれば大差。日本は前半に久保建英、酒井宏樹、後半に三好康児、前田大然がゴールを重ね、退場者も出したフランスを圧倒する結果となった。

 フランス各メディアでは代表チームの大敗と五輪敗退について手厳しく報道。「日本に翻弄された」「屈辱を味わわされた」「粉砕された」と様々な表現で試合について伝えている。

 仏紙『ル・フィガロ』では久保と上田綺世の2人をこの試合のトッププレーヤーに選出。特に久保のパフォーマンスを絶賛し、「決定的な技術を持つリーダー」「クボのビッグマッチだった」と称えている。

「前半しかプレーしなかったが、それでもフランスの守備陣全体を苦しめるのに十分だった。先制点も奪ったがそれ以上にプレー自体が最高だった。どこにでも現れ、常に正しい選択、正しいリズムで、非常にスピードとボール扱いに優れている。この試合と大会を通してフランスの攻撃面に欠けていたものをレアル・マドリードの選手が体現していた」と仏紙は久保に対して賛辞を並べている。

 もう一人のベストプレーヤーとして、日本の3得点に絡むなど初先発に応えた上田も称賛。「アンドレ=ピエール・ジニャックはフランスの強みのひとつだったが、日本にも素晴らしいクオリティーの9番がいた」「ゴールを決める資格もあった。フランスに対する大打撃の大きな立役者の一人だった」と評している。

【了】

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