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南野拓実&板倉滉がオマーン戦欠場へ。日本代表、W杯アジア最終予選初戦でいきなり大ピンチ!

text by 編集部 photo by Wataru Funaki

日本代表
【写真:舩木渉】



 カタールワールドカップ・アジア最終予選の初戦を2日に迎える日本代表が、いきなり大きなピンチに直面している。

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 1日にオマーン代表戦の前日練習が行われたものの、グラウンドに出てきた選手は20人。MF南野拓実とDF板倉滉の姿は見られなかった。

 日本サッカー協会(JFA)関係者によれば、南野は左太ももに、板倉は右足の付け根に違和感を訴えたため、大事をとってホテルでの調整になったという。前日練習に参加できなかったことにより、2人のオマーン戦欠場が濃厚になった。

 8月31日にアーセナル加入が決まったDF冨安健洋は、その移籍に備えて日本代表に合流しておらず、オマーン戦を欠場することが決まっている。また先週末のクラブでの公式戦出場後、日本帰国が試合3日前という期限に間に合わなかったMF守田英正もチーム合流を見送っており、こちらもオマーン戦には出場できない。

 彼らに加えて南野と板倉に欠場の可能性が出たことで、日本代表は大事なワールドカップ最終予選の初戦に20人で臨まなければならないかもしれない。冨安と板倉が揃って欠場となれば、本職のセンターバックはDF吉田麻也とDF植田直通のみとなり、控え不在という危機的状況だ。

 前日練習に参加した20人の選手たちは、報道陣に公開された冒頭15分間のなかで笑顔も見せながらリラックスした様子で調整に勤しんでいた。とはいえ不安がないわけではないだろう。

 なお、日本代表は7日に中立地のカタール・ドーハで中国代表との一戦を予定している。そのためJFA関係者は南野と板倉の状態しだいでは追加招集も検討しているという。中国戦には冨安と守田が合流予定だが、7大会連続のワールドカップ出場を目指す日本の最終予選は序盤から厳しい戦いとなりそうだ。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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