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日本代表 3年前

【日本代表スタメン案】鎌田大地ではなく久保建英を推す理由は? オマーン戦の先発イレブンを厳選

text by 編集部 photo by JFA

古橋亨梧は好調だが…

 中盤底一角には遠藤航。今や日本代表の攻守において欠かせない存在である。所属するシュツットガルトではブンデスリーガ開幕3試合で1得点1アシストを記録するなど好調で、良い感触を得たままオマーン代表戦に臨めるのは間違いない。

 その相棒は守田英正といきたいところだが、今回のゲームは不在となる。そのため、中盤底もう一枚は柴崎岳だ。日本代表招集は久々となるが、所属するレガネスではコンスタントに出場機会を得ており、試合勘という意味では問題なさそう。とくに、柴崎にはどれだけ攻撃面で貢献できるか期待したい。

 2列目は右から伊東純也、久保建英、原口元気の並びでどうだろうか。

 ベルギーで好調を維持する伊東のスピードと高精度クロスは今や日本代表の中でも大きな武器になっている。オマーン代表相手にもその強烈な個は十分に通用するだろう。

 前日練習に姿を見せなかった南野に代わり、左サイドには原口を推す。今季より加入したウニオン・ベルリンでは3試合連続でスタメン起用されており、第3節ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦ではアシストも記録。状態はいいはずで、オマーン代表戦では攻守においての奮闘に期待できるだろう。

 トップ下は現状鎌田大地がファーストチョイスと言えるが、フランクフルトでの調子が良くないことがやや気がかり。そこで、マジョルカですでにスタメンの座を勝ち取っている久保の起用を推した。A代表の中でも十分にできるだけのレベルにあるのは明らかで、戦力の底上げに期待し使っても面白いと言えるだろう。

 セルティックで好調な古橋亨梧も見てみたい選手だが、ワントップには大迫勇也を置きたい。ややコンディション面が不安だが、やはりある程度引いてくると予想される相手には大迫の方が持ち味は出やすく、伊東ら2列目にいる選手の能力も引き出しやすい。リードを奪い、相手が前掛かりになったタイミングで古橋を投入するのが今のところベストと言えそうだ。

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