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オマーン代表の“最も乗せてはいけない選手”。きょう日本代表と対戦、2年前に苦しめられた選手とは…

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



 日本代表は2日、カタールワールドカップアジア最終予選でオマーン代表と対戦する。オマーン代表は来日前に約1か月間、セルビアでトレーニングを重ねており、最終予選に向けた準備を重ねている。日本代表にとっては手ごわい相手となりそうだ。

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 オマーン代表のレジェンドとして輝かしい実績を持っているのは、昨年現役を引退したアリ・アルハブシだ。10代のときに欧州へ渡るチャンスを得たアルハブシは、ノルウェーを経てイングランドへ渡る。ウィガン、レディングなどで活躍し、プレミアリーグ通算111試合、チャンピオンシップ(2部)通算114試合に出場。オマーンサッカー史上でも数少ない、欧州で実績を残した選手となった。

 オマーン代表でも象徴的な存在として長く活躍したアルハブシは、日本代表とも幾度となく対戦してきた。そして、アルハブシからバトンを受けて、ファイズ・アルルシェイディが現在のゴールマウスを守っている。

 2年前のアジアカップでは、怪我で欠場を余儀なくされたアルハブシに代わって起用されている。グループリーグ第2戦の日本代表戦では好セーブを連発。試合はPKによる1点で日本代表が勝利したが、アルルシェイディの好プレーがなければ、日本代表はもっと楽な試合展開になっていた。

 日本代表は前回大会の2次予選初戦でシンガポール代表と引き分けているが、この時も相手GKの神がかり的な好セーブに最後まで苦しんだ。GKのパフォーマンスはスコアに大きな影響をもたらす。アルルシェイディは、オマーン代表の中で最も乗せてはいけない相手の1人となるだろう。

【了】

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