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チェルシー最新スタメン全選手紹介&フォーメーション。ルカク加入、優勝候補筆頭のベストメンバーは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF紹介

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【写真:Getty Images】



リース・ジェームズ(イングランド代表/背番号24)
生年月日:1999年12月8日(22歳)

20年夏のチェルシー復帰以降、急成長を遂げているリース・ジェームズ。フィジカルとスピードを活かしたプレーで積極的に攻撃参加しており、精度の高いクロスを上げて多くのチャンスを演出している。

これまでは1対1の守備がやや雑で課題に挙げられていたが、手本となるアスピリクエタが近くでプレーしていることもあってか、昨季は大幅に改善された。今季のプレミアリーグ第3節リバプール戦では、意図的ではなかったがゴール前で決定的なシュートを手で止めたと判断され、退場、PK、出場停止処分の三重罰を与えられる不運に見舞われた。

ジョルジーニョ(イタリア代表/背番号5)
生年月日:1991年12月20日(29歳)

昨季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とユーロ(欧州選手権)を制したジョルジーニョ。CLでは全選手で最多の12試合で先発、ユーロでも全試合に先発出場を果たしており、いずれも絶対的な主力として優勝を成し遂げている。同一シーズンに2つの欧州チャンピオンのタイトルを獲得したこともあり、今季のバロンドールに推す声も少なくない。

正確無比なパスとサッカーIQの高さで、チームの司令塔として効果的に味方を動かしながら中盤でゲームを組み立てる。昨季は絶対的なストライカーが不在だったこともあり、プレミアリーグではチーム最多の7ゴール(全てPK)を記録した。今季も中盤の軸としての活躍が期待されている。

マテオ・コヴァチッチ(クロアチア代表/背番号8)
生年月日:1994年5月6日(27歳)

加入4シーズン目となるマテオ・コヴァチッチが今季より背番号8を着用する。中盤で相手を強引に剥がすドリブルは、チームがビルドアップに苦戦したときに、より効果を発揮する。今季のプレミアリーグ第4節アストン・ビラ戦では、相手MFをドリブルで剥がして前線のルカクへ決定的なパスを送り、アシストを記録した。

本来、チェルシーの中盤にはエンゴロ・カンテという絶対的な選手がいるが、2021年以降は負傷離脱を繰り返しており、コヴァチッチが多くの出場機会を得ている。また、今夏に加入したサウール・ニゲスがプレミアリーグのインテンシティに慣れるのに時間が掛かるようであれば、しばらくはジョルジーニョとコヴァチッチのコンビが中盤でゲームを組み立てる役割を担うだろう。

マルコス・アロンソ(元スペイン代表/背番号3)
生年月日:1990年12月28日(30歳)

クリステンセンやリュディガーなどトゥヘル監督就任に伴いチーム内での立場が変わった選手が何人かいるが、その中でも1番の好影響を受けているのがマルコス・アロンソだろう。昨季のプレミアリーグ第3節ウェスト・ブロム戦での低パフォーマンスによりランパード体制で構想外となったアロンソは、その後トゥヘルが監督に就任する1月末までベンチ外が続いていた。

トゥヘルが監督に就任したことで自分の適正ポジションである左WBでの出場機会が増えたアロンソは、持ち味である得点力の高さを見せつけ猛アピールに成功。課題だった守備も改善傾向にあり、ベン・チルウェルを押しのけレギュラーの座を掴んでいる。

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