【ガンバ大阪 1-5 北海道コンサドーレ札幌　J1第31節】

　明治安田生命J1リーグ第31節のガンバ大阪対北海道コンサドーレ札幌戦が2日に行われ、アウェイの札幌が5-1で勝利を収めた。

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　前節は柏レイソルを下して4連敗を止め、残留決定に向けて大きな勝ち点3を加えたG大阪。だが今節は開始直後から札幌に圧倒される展開となってしまう。

　キックオフからわずか5分、札幌は駒井善成のゴールで早くも先制。高い位置でのボール奪取からそのまま自らゴール前に持ち込み、右足でのシュートをゴール左下へ突き刺した。

　その後はGK東口順昭の好守やオフサイド判定などで辛うじて札幌の猛攻をしのいでいたG大阪だが、32分には耐えられず2点目。ルーカス・フェルナンデスが単独でドリブル突破を仕掛け、最後はエリア内でキム・ヨングォンをかわして個人技で追加点を生み出した。

　さらに40分、札幌は前半のうちに3点目のゴール。エリア手前のスペースでパスを受けた高嶺朋樹が左足を振り抜き、J1初ゴールとなるスーパーミドルをゴール右隅へ突き刺した。

　G大阪は後半開始からの3人替えで反撃に出ようとしたが、その出鼻もくじかれてしまう。再開からわずか1分あまり、エリア右でこぼれ球を拾った金子拓郎がDFに挟まれながらも東口の股間を抜くシュートで4点差に。

　65分には宇佐美貴史のFKにパトリックが頭で合わせてようやくG大阪が1点を返したが焼け石に水。終了間際にはドウグラス・オリヴェイラが5点目を加え、今季開幕戦以来の5得点を奪った札幌が会心の勝利を飾った。

【得点者】
5分 0-1 駒井善成（札幌）
32分 0-2 ルーカス・フェルナンデス（札幌）
40分 0-3 高嶺朋樹（札幌）
47分 0-4 金子拓郎（札幌）
65分 1-4 パトリック（G大阪）
88分 1-5 ドウグラス・オリヴェイラ（札幌）

【了】