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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング16~20位。1年で2億円アップ! 欧州で覚醒した遅咲きMFとは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

19位:Jリーグに帰ってきた元日本代表FW

1013-武藤
【写真:Getty Images】



FW:武藤嘉紀(日本/ヴィッセル神戸)
生年月日:1992年7月15日(29歳)
市場価格:250万ユーロ(約3億円)
20/21リーグ戦成績:26試合出場/1得点2アシスト(エイバル)

 FC東京ユース出身の武藤嘉紀は、在籍時にトップチーム昇格を打診されるも、これを断って大学進学を選択した。1度は退団したが、大学2年次には古巣のFC東京に特別指定選手として登録され、練習に参加。そして翌年、J1デビューを果たした武藤は、2014年から正式にFC東京に加入した。

 
 1年目からリーグ戦33試合に出場し13得点を記録した武藤は、同年に日本代表初招集。2試合目の出場となったベネズエラ戦で代表初ゴールを決めた。デビュー直後からJリーグで無双し、得点を量産したこのFWは、2015年にドイツのマインツへ移籍。3年間主力として活躍したことで、市場価値は250万ユーロ(約3億円)から600万ユーロ(約7.2億円)まで上昇した。

 そして2018年にはニューカッスル・ユナイテッドへ移籍。第8節のマンチェスター・ユナイテッド戦でプレミア初ゴールを決めるなど、デビューは鮮烈だった。しかし、徐々に出場機会を減らした武藤は、2020年にエイバルへレンタル移籍。ドイツで高めた評価もプレミアでの不遇により徐々に下がっていった。 そして今夏、6年ぶりのJリーグ復帰を決断。市場価値も250万ユーロ(約3億円)にまで下落している。

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