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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング16~20位。1年で2億円アップ! 欧州で覚醒した遅咲きMFとは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

16位:次代を担う技巧派アタッカー

1013-三好
【写真:Getty Images】



MF:三好康児(日本代表/ロイヤル・アントワープ)
生年月日:1997年3月26日(24歳)
市場価格:300万ユーロ(約3.6億円)
20/21リーグ戦成績:18試合出場/2得点1アシスト

 川崎フロンターレの下部組織在籍時、中学2年ながらU-18に飛び級。18歳でトップチームに昇格し、Jリーグデビューを果たしたエリートだ。しかし、なかなかスタメンには定着できず、2018年にコンサドーレ札幌にレンタル移籍。翌年には横浜F・マリノスにレンタル移籍した。

 コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスで実力を証明した三好康児は、2019年6月に日本代表に初選出。コパ・アメリカに挑む日本代表メンバーに名を連ねた。本大会で全試合に出場した三好は、グループリーグ第2戦のウルグアイ戦で2ゴール。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 コパ・アメリカでの活躍により、大会後の8月にベルギーのロイヤル・アントワープにレンタル移籍した。シーズン途中からの加入となったが、すぐにスタメンに定着すると国内カップ優勝に貢献。翌年、完全移籍を果たした。欧州へ移籍後、コンスタントに活躍を続ける三好の市場価値は右肩上がり。加入当初の130万ユーロ(約1.6億円)から300万ユーロ(約3.6億円)まで上昇している。今季もスタメンに定着しているこの男の評価は、これからまだまだ上昇していくだろう。

【了】

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