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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング16~20位。1年で2億円アップ! 欧州で覚醒した遅咲きMFとは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

18位:欧州で覚醒した遅咲きMF

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【写真:Getty Images】



MF:橋本拳人(日本代表/FCロストフ)
生年月日:1993年8月16日(28歳)
市場価格:250万ユーロ(約3億円)
20/21リーグ戦成績:19試合出場/6得点1アシスト

 2012年にFC東京のトップチームに昇格した橋本拳人は、2013年から当時J2に所属していたロアッソ熊本へ2年間のレンタル移籍した。武者修行から復帰すると2016シーズンには定位置を確保。強靭なフィジカルと長短の正確なパスを武器に、FC東京を代表する選手へと成長を遂げた。2019年には日本代表デビューも飾り、翌年には FCロストフに移籍を果たした。

 FC東京でアンカーを務めた橋本は、FCロストフでインサイドハーフにコンバートされると覚醒。初スタメンを飾った、20/21シーズンの第4節でいきなり決勝ゴール。続く第5節でも決勝点を決め、2試合連続でチームを勝利に導いた。怪我でシーズン途中に離脱したが、初年度から自身最多となるシーズン6得点を記録。ストライカーさながらの活躍で市場価値は一気に250万ユーロ(約3億円)まで上昇した。

 ロシアで好調を維持している橋本は、2019年の日本代表デビュー以降、コンスタントに代表に呼ばれている。しかし、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選ではまだ未招集。クラブでの活躍に加え、代表でもさらに活躍することができれば、この男の市場価値はさらに上昇していくはずだ。

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