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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング46~50位。半年で価格急上昇も… 欧州で活躍した男の現在は…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

49位:常勝軍団を支えるCB

1021-犬飼
【写真:Getty Images】



DF:犬飼智也(日本/鹿島アントラーズ)
生年月日:1993年5月12日(28歳)
市場価格:120万ユーロ(約1.4億円)
20/21リーグ戦成績:24試合出場/5得点0アシスト

 幼少期から清水エスパルスの下部組織で過ごした犬飼智也は、2012年にトップチームに昇格。しかし、なかなか出場機会が得られず、2013年6月に松本山雅FCに期限付き移籍した。シーズン途中からの加入だったが、すぐにスタメンに定着。移籍期間を延長した翌年には、リーグ戦42試合すべてフル出場は果たし、クラブ初のJ1昇格に貢献した。

 その後、2015年に清水エスパルスに復帰したがその年にJ2に降格した。1年でJ1に復帰後、2018年に鹿島アントラーズに移籍。加入当初はベンチメンバーだったが、同年に昌子源がトゥールーズに移籍するとスタメンに定着した。加入1年目からAFCチャンピオンズ(ACL)優勝に貢献。この1年で市場価値は一気に上昇し、自己最高の150万ユーロ(約1.8億円)を記録した。

 2年目以降、犬飼は代えの効かない存在となっているが、クラブの成績が下がるとともに市場価値も下落。120万ユーロ(約1.4億円)まで下がっている。今季も後方からチームを支えているが、9月に入り左ハムストリング筋損傷により負傷から全治約6週間の離脱を余儀なくされた。厳しいシーズンとなっているが、常勝軍団の成績上昇に伴い、このDFの市場価値も上昇していくだろう。

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