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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング46~50位。半年で価格急上昇も… 欧州で活躍した男の現在は…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

47位:欧州で活躍した男はいま…

1021-久保
【写真:Getty Images】



FW:久保裕也(日本/FCシンシナティ)
生年月日:1993年12月24日(27歳)
市場価格:120万ユーロ(約1.4億円)
20/21リーグ戦成績:16試合出場/2得点0アシスト

 2011年に京都サンガF.C.でプロデビューを果たした久保裕也は、2013年にスイスのBSCヤングボーイズに移籍。デビューからわずか3年で海外移籍を果たした。欧州5大リーグに劣るとはいえ、 BSCヤングボーイズはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やUEFAヨーロッパリーグ(EL)常連。出場機会は少ないかに思えたが、持ち前のスピードとキレ味鋭いドリブルを武器に、すぐに主力に定着した。

 スイスで実力を証明し、評価を高めた久保は、その後ヘンクに移籍。ベルギーの地でさらに評価を高めた。シーズン途中の加入ながら、リーグ戦7試合5得点と鮮烈なデビューを飾ったこのFWの市場価値は、加入後半年で一気に300万ユーロ(約3.6億円)上昇。自己最高の500万ユーロ(約6億円)を記録した。しかし、2018年に1.FCニュルンベルクにレンタル移籍すると、結果を残すことができず価格も下落している。

 翌年にはヘンクに復帰したが、シーズン後半になるとまさかのベンチ外。出場機会を求めて2020年1月にアメリカのFCシンシナティに移籍した。ここで久保は新たな才能を発揮している。FWではなくボランチにコンバートされるとすぐにスタメンに定着。新たな境地を見出した。市場価値は下落を続けているが、新境地で再起を狙う。

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