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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング21位~25位。ヴェンゲル称賛も出番なし。アーセナルに籍を置いただけだったのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

22位:あのクラブでレジェンドに

中村俊輔
【写真:Getty Images】



MF:中村俊輔(元日本代表/横浜FC)
生年月日:1978年6月24日(43歳)
クラブ:レッジーナ→セルティック
移籍日:2005年7月1日(当時27歳)
移籍金:420万ユーロ(約5億円)

 横浜F・マリノスのジュニアユースからユースに昇格できなかった経験を持つが、その後桐光学園に進学し活躍。そして、1997年にマリノス加入を掴み取った。同クラブでは1年目から非凡なパフォーマンスを披露し、Jリーグベストイレブン、Jリーグ最優秀選手賞などを受賞している。

 2002年にはレッジーナへ移籍し、欧州初挑戦。そこでも主力の座を勝ち取ると、最初のシーズンでいきなりリーグ戦7得点を奪い残留に貢献している。2年目は怪我に苦しんだが、3年目には再びレギュラーとしてピッチに立ち続け、評価を高めた。そして2005年の夏、今度は活躍の場をスコットランドの名門セルティックへ移すことになった。

 セルティックでの活躍ぶりはもはや説明するまでもないだろう。国内リーグ3回、国内カップ1回、国内リーグカップを2回制し、スコットランドPFA年間最優秀選手賞を筆頭に数多くの個人賞も受賞した。また、2006/07シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)、マンチェスター・ユナイテッド戦で決めたフリーキックは今なお伝説として残っているなど、420万ユーロ(約5億円)という移籍金でやって来た男はクラブのレジェンドとなった。

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