【日本 1-0 ベトナム　カタールW杯アジア最終予選】

　日本代表は11日、カタールワールドカップのアジア最終予選でベトナム代表と対戦している。

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　森保一監督は10月にオーストラリア代表を2-1で下した試合と同じく、4-3-3のシステムを採用。GK権田修一をはじめ、ディフェンスラインには右から山根視来、吉田麻也、冨安健洋、中盤に遠藤航、守田英正、田中碧の3人、そして伊東純也、南野拓実、大迫勇也の3トップが先発メンバーに名を連ねた。

　序盤から主導権を握った日本は17分、大迫のポストプレーを起点に左サイドへ展開し、ドリブルでペナルティエリアに侵入した南野の折り返しに伊東が合わせ、先制ゴールを奪った。

　ベトナムが攻勢に転じると大歓声が巻き起こるが、日本はそのチャンスを最小限に抑えながら試合をコントロールしていく。しかし、ホームの声援を背に奮闘するベトナムも前半の終盤にかけて徐々に自分たちの時間帯を作りながら、セットプレーなどを中心にチャンスシーンをうかがっていく。

　それでも日本は相手の攻勢を逆手にとってカウンターからゴールネットを揺らした。40分、ベトナムのコーナーキックの際に前線に残っていた伊東が、ボールを奪った味方からのパスを左サイドで受けて一気にスピードを上げる。そして高速ドリブルでゴール前まで運び、切り返しから右足一閃。ニアサイドにスーパーシュートが突き刺さった。

　これで2点目かに思われたが、VARによるチェックが入り、主審のオン・フィールド・レビューによる映像の確認の末、日本のオフサイドの判定。伊東の豪快な一撃はノーゴールとなり取り消されてしまった。

　2点リードのチャンスは逃してしまったが、日本代表はベトナム相手に1点のリードを手にして前半を終えた。

【得点者】
17分 1-0 伊東純也（日本）

【了】