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日本代表、格下ベトナム相手に1-0辛勝。それでも田中碧が「良かった」と話した理由は?【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Getty Images

田中碧
【写真:Getty Images】



【日本 1-0 ベトナム カタールW杯・アジア最終予選】

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 日本代表は11日、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選でベトナム代表と対戦し、敵地で1-0と勝利した。この日先発出場を飾った田中碧が試合後、インタビューに答えている。

 ここまで最終予選4戦全敗で10失点を喫していたベトナム代表に対し日本代表はいつもの主力メンバーで臨んだが、1点を奪うに留まっている。それでも田中は「何はともあれ勝ち点3を取れたのが1番の収穫」と話し、続けて「どうしても1-0だと試合内容だったりが悪く見えがちですけど、1-0で進めるのも簡単ではなかったですし、しっかりと勝ち点3を取ることが目標なので、良かったんじゃないかなと思います」とそこまで悲観すべき結果ではないとコメントを残した。

 この日はオーストラリア代表戦に続き4-3-3を採用した森保ジャパン。その中で田中がより意識したのは、ポジショニングだったという。

「今日に関しては相手も5バックだったので、自分が下がってボールを触るというよりかは間で立ってる方が(相手は)嫌だと思いましたし、ボール触る回数は前回よりも少なかったですけど、なるべくポジション我慢しながら間でのプレーを心掛けていました。

 ただ、そこでもっともっと違いを作らないといけないなというのはやっていて感じますし、そこのクオリティーが上がればゴールに繋がるチャンスは増えると思います」

 日本代表は次節、初戦で敗れたオマーン代表とのリベンジマッチに挑む。田中は「難しい相手と言うのは僕も前回見ている時に感じましたし、すごく統率のとれた良いチームだと思う。誰が出るか分からないですけど、しっかり準備して相手を見てサッカーできればもっともっと良くなると思いますし、ゲーム内容はどうあれ勝ち点3を取らないといけないと思うので、そこにしっかりと準備してやれればいいかなと思います」と話した。

【了】

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