久保建英がいたら…。日本代表はなぜ得点力不足に? 悩み深き「点が入る雰囲気が足りない」という問題【コラム/W杯アジア最終予選】

2021年11月12日(金)10時29分配信

シリーズ:コラム
text by 元川悦子 photo Getty Images
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日本代表は11日、カタールワールドカップ・アジア最終予選でベトナム代表と対戦し、1-0で勝利した。前半17分に先制したが、追加点を奪うことはできず。伊東純也の2点目が幻に終わったことは不運だったが、それ以上に日本代表は深刻な問題を抱えている。(取材・文:元川悦子)


「正直、練習時間が少なすぎて…」

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【写真:Getty Images】

 一足先に行われた2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア対サウジアラビアの2強対決がスコアレスドローに終わった。日本代表が11月のアウェイ2連戦で6ポイントを確保すれば、彼らに肉薄できそうな未来が拓けてきた。そのためにも一発目のベトナム戦は勝利が必須だった。

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 そんな中、森保一監督の選手起用が注目された。というのも、ご存じの通り、前日に欧州組11人が乗ったチャーター機が12時間遅れで到着するアクシデントが発生。吉田麻也や南野拓実のコンディションが不安視されたからだ。

 指揮官は「遅れてきた合流してきた11人の顔を見た時にすごくいい顔をしていて、疲れた様子が見られなかった」とリスクを冒して彼らの中から5人をスタメンに抜擢。吉田は「正直、練習時間が少なすぎて、(前回のオーストラリア戦から)いじくる術がなかったのかな」と分析したが、「勝っている時はチームを変えない」という定石通り、4-3-3を継続して試合に挑んだ。

 だが、やはりコンディションが上がり切っていなかったのか、序盤の日本代表には重さも感じられた。5-3-2の相手が時折ハイプレスを仕掛けてきたことで嫌な空気も漂った。それでも前半11分に長友佑都の左クロスを南野が強引にヘッドで狙ったシーンを筆頭に、サイド攻撃でブロック打開を試み始める。

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