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オマーン戦でも期待「大」。サッカー日本代表FW伊東純也の芸術的ゴール! その一撃、まさに高難度

text by 編集部 photo by Getty Images

伊東純也
【写真:Getty Images】



 大迫勇也や南野拓実のパフォーマンスレベルが上がらない日本代表の攻撃陣は迫力不足に陥っているが、伊東純也だけは眩い輝きを放っている。同選手は今や、森保一監督率いるチームにおいて必要不可欠な崩しの核となった。

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 伊東の最大の武器と言えば爆発的なスピードだ。この点に関しては世界にも通用するレベルにあると言ってもいいだろう。また、欧州で経験を積んでいることでシュート技術も着実にレベルアップしている。

 そんな伊東のストロングポイントが詰まった完璧なゴールがある。現地10月31日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第13節、ズルテ=ワレヘム戦で誕生したものだ。

 13分、ヘンクはカウンターを発動すると、右サイドをダニエル・ムニョスが突破。そして最後はムニョスからの折り返しを中央でフリーとなった伊東が押し込んだ。

 カウンターが発動した際、伊東は自陣深くにポジショニングしていたのだが、持ち味のスピードを活かしあっという間にゴール前へ侵入。仕上げは右サイドからのボールを右足アウトサイドで蹴り込む実にオシャレな形だった。爆発的なスピード、ルカ・モドリッチを彷彿とさせるようなシュート技術。まさに伊東の良さが存分に表れていたシーンだった。

 伊東は11日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選、ベトナム代表戦で1ゴールを記録。結果的に幻となったが、41分には個で打開しスーパーシュートを叩き込んでいた。その他の場面でも何度か攻撃を活性化させているなど、改めて今の日本代表の武器であることを証明している。

 現地16日にはオマーン代表戦が行われる。オマーンと言えば日本代表が初戦で敗れた相手。同じ過ちを犯さないためにも、ベトナム代表戦で良い感触を掴んだであろう伊東の活躍は欠かせない。ヘンクでみせたようなゴールで、日本代表に再び歓喜をもたらしてほしいところだ。

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